The Athleticのジョン・クラウチンスキーによると、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグがロアとロドリゲスに加わり、現在の多数派オーナーであるグレン・テイラーを買収するための最終的な3億ドル以上の投資を即座に行えるようにしたという。
当初の合意では、ロアとロドリゲスがティンバーウルブズとリンクスの36%の持分を80%に引き上げるために6億ドルの支払いが必要だった。この取引が成立すれば、残りの20%はテイラーが所有することになるが、クラウチンスキーによると、ロア、ロドリゲス、ブルームバーグからの追加の3億ドル以上がテイラーを完全に買収するために使われる可能性があるという。
フォーブスによると、ブルームバーグは純資産が1,060億ドルで、世界で12番目に裕福な人物だが、彼は追加の3億ドルのうちの一部だけを出資しているとクラウチンスキーは伝えている。
今後の焦点は、テイラーがチームの完全売却を検討するかどうかだが、中立の仲裁者がロアとロドリゲスの側に立つ場合、その決定はテイラーの手を離れる可能性がある。
83歳のテイラーは、ロアとロドリゲスが2021年に署名した購入契約の契約条件を満たさなかったと主張し、3月28日にチームの売却を取りやめたと発表した。
「私が計画通りにすべてをうまく調整できれば、私はオーナーシップを維持し続けるつもりです」と、テイラーは3月中旬にTwin Cities TV局のFox 9に語った。「私たちには、私が亡くなった後の計画がありますが、チームはミネソタに留まり、私の家族が管理することになります。」
ロアとロドリゲスは締切に遅れなかったと主張しており、テイラーが「売り手の後悔」を抱えていると信じている。
「私たちはミネソタ・ティンバーウルブズのオーナーになるつもりです」と、テイラーが驚くべき決定を下した後、ロアはSporticoに語った。「それは時間の問題であり、グレンがファン、選手、町、コミュニティにどれだけの苦痛を与えたいかにかかっています。彼の選択です。こうなる必要はありませんでした。」
ウルブズとリンクスの所有権の未来は依然として不透明だが、ブルームバーグの参加はロアとロドリゲスのグループに確かな後押しを与えている。
ブルームバーグの参入がどれほどの影響力を持つか、ミネソタのファンにとっては興味深いところだ。しかし、最終的な決定は仲裁者に委ねられるかもしれない。ブルームバーグの資金力がもたらす影響は計り知れず、スポーツビジネスの世界に新たな波を起こすだろう。
マイケル・ブルームバーグは、アメリカのビジネスマン、政治家、慈善家であり、特にメディアと金融情報サービスの大手企業ブルームバーグLPの創設者として知られている。1942年にマサチューセッツ州で生まれ、ジョンズ・ホプキンズ大学で電気工学の学位を取得後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した。
1973年に投資銀行サロモン・ブラザーズに入社し、そこで金融の世界での経験を積んだ。1981年に同社を退職した後、自らの資金をもとにブルームバーグLPを設立し、金融データの提供と分析を専門とする同社は瞬く間に成長し、世界中の金融機関に欠かせない存在となった。
ブルームバーグはまた、ニューヨーク市の市長を3期務めたことでも有名だ。2002年から2013年までの任期中に、教育改革や公衆衛生、環境政策などに取り組み、市の発展に大きく貢献した。市長在任中には、喫煙禁止法や自転車道の整備、緑化プロジェクトなど、多くの進歩的な政策を推進した。
また、彼は慈善活動にも積極的で、気候変動対策や公衆衛生、教育分野に多額の寄付を行っている。2020年には、民主党の大統領候補として選挙戦に参加したが、途中で撤退し、最終的にジョー・バイデン候補を支持した。
現在もブルームバーグLPの取締役会長として活動しつつ、さまざまな社会問題に取り組んでいる。純資産は1,060億ドルと推定され、世界で最も裕福な人物の一人とされている。
ブルームバーグは少数の株式を取得しているだけのようだ。おそらくただの財務家だ。
コメント
ブルバグ参入は熱いな
寿命がマッハ
リーグに圧力かけてウルブズを東に・・
マジでこのオーナー争い次第で来年、そしてこの先10年のウルブズが決まる
仮にシアトルとベガスにチームが誕生するなら西から東に移動するの1チームだけじゃね?
長期的に数十億円でもいいのでBリーグのチームにも参加して欲しいです!
シアトルとベガスなら2チームだろ