【NBA】八村塁、来季の開幕スタメンがほぼ確定へ！レディック「23勝10敗を記録したスタメンをそのまま使う」

「そうだね、昨シーズン23勝10敗を記録したスタメンをそのまま使うよ」

ハムが1つの固定したスターティングラインナップを決めるまでには時間がかかった。しかし、一度ラインナップが定まると、レイカーズは快進撃を始め、ダンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、八村塁、アンソニー・デイビスをスタートに据えたメンバーでレギュラーシーズン23勝10敗を記録した。

さらにレディックは、このメンバーがどのようにフィットしているか、そしてラッセルとリーブスが同時に出場することでレブロンがボールを持つ役割から少し解放されることが良い影響を与えると説明した。

「面白いのは、レブロンがオフボールになるって言うと、多くの人が彼がボールを持たないと思っちゃうことだね。でも実際はそうじゃない。レブロンはバスケIQが非常に高いから、彼をスクリーン役に使ったり、特定の場所でボールを持たせて、プレイメイカーやスコアラーとして活躍させるんだ。つまり、オフボールっていうのは、毎回彼が94フィートのコートをドリブルしてピックアンドロールをするってことじゃないんだよ。そういうバスケはやらないよ。攻撃のイメージとしては、動きが多くなるだろうね。シュートの種類ももっと良くなると思う。ペイントに切り込む方法や3ポイントシュートを増やす方法について話し合ってきたし、ポストやアイソレーションでのミドルレンジショットも、選手によっては許容する部分もある。だけど、全体としてはシュートの質が向上するはずだよ。ポゼッション（攻撃回数）に関して言えば、去年やこれまでのメンバーはフリースローという点でアドバンテージを作ってきた。でも、それ以外には大きな差を作れていなかった。だから、今シーズンはオフェンスリバウンドやコーナーからのクラッシュを強調して、さらに差を作ろうと考えてる。前のコーチやシステムと比べてって話じゃなくて、これが俺のチームらしさになるだろうってことだよ」

このスターティングメンバーに加えて、レイカーズのベンチローテーションにはゲイブ・ヴィンセント、マックス・クリスティー、カム・レディッシュ、ダルトン・クネクト、ジャレッド・ヴァンダービルト、ジャクソン・ヘイズが含まれる。

ここでヴァンダービルトが鍵となるかもしれない。彼がシーズンの開始時に健康でない場合、レディックは彼を起用しないかもしれない。でも、もし彼が健康なら、シーズン中にスタートとしてポイント・オブ・アタックのディフェンダーとして起用する可能性もある。
 

一部のファンは、「アンソニー・デイビスが守備でカバーできれば大丈夫だ」と楽観的だが、他のファンは「デイビス一人に守備を任せすぎると、彼の健康にリスクがある」と懸念を示している。デイビスは昨季、比較的健康を保っていたものの、年齢と共にケガのリスクが高まることを考慮する必要があるという指摘も見られた。

さらに、バンダービルトの欠場が長引いた場合、レイカーズの守備力は大幅に低下するとの懸念もある。彼の守備力は高く評価されており、ポイント・オブ・アタックのディフェンダーとして重要な役割を果たすため、彼の不在は大きな痛手になると予想されている。

オフェンス面に関しても、「昨季の3ポイント成功率が再現できるかどうかは疑問だ」という意見が多い。特にラッセル、八村、レブロンが昨季40%を超える3ポイントシュート成功率を記録していたが、今季も同様のパフォーマンスを期待するのは難しいとの見解が一般的だ。

総じて、レディックの決定に対する反応は様々だが、彼の透明性と戦略的なアプローチは、選手たちの信頼を得ており、シーズンの成功に繋がる可能性がある。ただし、守備の強化と選手たちの健康管理が今後の鍵となるだろう。