【NBA】ジャレッド・マケイン、試合中に「俺が新人王だ！」と叫ぶ

"I'M THE ROOKIE OF THE YEAR!"

—Jared McCain 🔥 pic.twitter.com/ezzlIDg4Q9

— SportsCenter (@SportsCenter) November 23, 2024

マッケインはフィールドゴール成功率55%（20本中11本成功）、スリーポイント成功率54.5%（11本中6本成功）の活躍を見せ、チームの5連敗をストップさせた立役者となった。タイリース・マキシーも26得点を加え、マッケインと共に試合終盤の12点差逆転を主導した。

試合後、マッケインは「フロー状態だった」と語り、自信に満ちたパフォーマンスが今回の宣言につながったと説明した。一方でマキシーは、マッケインの成長を称賛し、彼の存在がチームを大いに助けていると述べた。

Jared McCain on being caught saying “I’m Rookie of the Year” on camera. Tyrese Maxey was not aware of the audacious claim: pic.twitter.com/5ifx6yq9a1

— Austin Krell (@NBAKrell) November 23, 2024

マッケインはデューク大学から2024年ドラフト全体16位で指名され、これまでに20得点以上を7試合連続で記録。特に11月13日のキャバリアーズ戦ではキャリアハイの34得点と10アシストを記録している。現在、15試合で平均16.5得点、2.3リバウンド、2.7アシストを記録中。

一方で、チームはケガに悩まされており、ジョエル・エンビードとポール・ジョージの主力2人が離脱中。それにもかかわらず、マッケインの台頭により、ファンやアナリストの間でルーキー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補として注目されている。

ジャレッド・マッケインの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」発言に対するファンの反応は様々だ。あるファンは、「自信を持つことは良いことだ。彼のプレーはそれを裏付けている」と称賛。一方で、「まだシーズン序盤だ。結果を出し続けなければいけない」と冷静な意見も見られる。

特にマキシーとのコンビについては好意的な声が多く、「シクサーズは若いガードデュオを中心に再構築すべきだ」という提案も出ている。エンビードとポール・ジョージをトレードし、マッケインとマキシーを中心に据えるべきだと考える人も少なくない。

ただし、「チームが現在3勝12敗という状況では、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを目指すのは難しいのではないか」という意見もある。また、他のルーキーたち、特にレイカーズのダルトン・クネクトやグリズリーズのジェイレン・ウェルズとの比較も話題に上がっている。

一方で、マッケインの個性的なキャラクターにも注目が集まる。「TikTokでの活動やネイルペイントを理由に批判する人もいるが、彼は気にせず自分を貫いている。これこそが彼の強みだ」という意見もある。NBAファンの中には、「彼の個性がリーグに新しい風を吹き込んでいる」と評価する声も多い。

エンビードの今後については、「怪我の影響でトレードは難しい」との見解が多いが、「シーズンオフには新たな動きがあるかもしれない」と期待する人もいる。シクサーズが若手を中心に再編を進めるのか、主力を回復させてプレーオフを目指すのか、その行方に注目が集まっている。