【NBA】シュルーダーを放出ならネッツは1巡目指名権を要求か？ウォリアーズを含む複数のチームが興味

ESPNのシャムス・チャラニアによれば、ゴールデンステート・ウォリアーズを含む複数のチームがシュルーダーに興味を示しており、ネッツはキャム・ジョンソンやドリアン・フィニー＝スミスもトレード対象として検討中とのことだ。

ネッツは現在10勝14敗でイースタンカンファレンス8位。昨年のミカル・ブリッジズのトレードで獲得した1巡目指名権を含め、今後7年間で15の1巡目指名権を保有している。これらを活用しつつ、今季のトレード期限までにさらなる資産を獲得する可能性が高い。

新しいCBA（労使協定）の規制により、シュルーダーのような選手のトレード市場が難航する可能性も指摘されているが、ネッツが希望する条件を満たすチームが現れるかが注目される。
 

一方で、シュルーダーの今季の活躍を評価する意見も見られる。「彼の平均スタッツは素晴らしい。特にディフェンス面でも貢献しているので、コンテンダーチーム（優勝を狙うチーム）には価値がある」と支持するコメントもあった。ただし、「その場合でも、1巡目指名権を要求するのは過剰だ」との見解が大半を占めた。

また、新しいCBAの影響についても議論が盛んだった。「セカンドエプロン（高額サラリー制限の閾値）を超えるチームが増えており、シュルーダーのような選手の価値が相対的に上がる」という意見や、「高額選手を抱えるチームには現実的な選択肢が限られる」との見解があった。

シュルーダーが過去にレイカーズやサンダーでの短期間の活躍と失敗を繰り返したことから、「彼は一貫性に欠ける。好調な時期と低調な時期の差が激しすぎる」と批判する声も根強い。これに対し、「それでも彼はチームの穴を埋める選手として有用」と擁護する意見も交錯している。