ニュース要約
・彼はNBAの守備的選抜チーム(オールディフェンシブチーム)を2チームから3チームに増やすべきだと考えている。
・ウィリアムズは、同僚のドートがトップクラスの守備者として正当に評価されていないと指摘。
・「ドートは毎試合最も難しい相手と対峙してきた。100試合で常に最高の選手を守るのは本当に大変だ」と述べた。
・さらに、守備選手賞(DPOY)はビッグマン(センターやフォワード)とガードの2人に分けて授与すべきだと提案。
・彼は「ガードとビッグマンでは守備の役割が異なる。ガードはペイント(ゴール下)を守らないし、ビッグマンはスクリーンからの抜け出しを追わない」と説明。
・2017-18シーズン以降、ガードでDPOYを受賞したのは2021-22シーズンのボストン・セルティックスのマーカス・スマートだけ。
・記者ザカリー・ワインバーガーによると、ウィリアムズはNBAの守備賞と評価制度が現実に即していないことを問題視している。
ウィリアムズが提案した「ディフェンシブ3rdチームの追加」と「2人のDPOY制度」が、NBAファンや専門家の間で大きな議論を呼んでいる。現在のNBAでは、オフェンスに「オールNBAチーム」が3チーム設けられている一方で、ディフェンスには2チームしかない。この構造に対し、ウィリアムズは公平性の観点から改革の必要性を訴えた。
多くのファンが支持するのは、ガードやウィングの選手が守備で果たす役割が軽視されがちであるというウィリアムズの指摘だ。特に、サンダーのル・ドートがいまだにオールディフェンシブチームに選ばれていない現状に、多くの批判が寄せられている。あるファンは「彼は毎試合相手のエースを抑えている。それなのに評価されないのは理不尽だ」と述べた。
一方で、「守備の評価基準があいまいで、ナラティブ(物語性)に左右されすぎている」という声も多い。ディフェンシブチームがセンターやビッグマンに偏りがちなことが、ガードやウィングの貢献を正当に評価しにくい理由の一つだとされる。
ウィリアムズの提案に関連して、「ペリメーターDPOY(外周防御)」や「リムDPOY(ゴール下防御)」といったカテゴリー別の賞を設けるべきだという意見も多い。これにより、選手ごとの特性や役割に応じた公平な評価が可能になるのではないかと期待されている。例えば、ゴール下での守備に優れるセンターと、外周で相手のエースを抑えるガードを同列に評価するのではなく、それぞれの強みを際立たせる仕組みが必要だという声がある。
現代NBAでは守備が個人の能力だけでなく、チーム全体の連携に依存する部分が大きい。そのため、「守備力は数字やスタッツだけでは測れない」との意見も多く、オフボール(ボールを持たない状態)の動きやチーム戦術における役割など、目に見えにくい貢献が見過ごされていると指摘されている。
さらに、昨シーズンから「守備におけるポジションの枠が撤廃された」という変更についても議論が続いている。このルール改定により、ガードやフォワードが評価されにくくなったという声も少なくない。特に「守備のスペシャリスト」とされる選手たちの貢献をもっと正当に評価すべきだという意見が多く、DPOYやオールディフェンシブチームの選考基準そのものを見直すべきだという議論が広がっている。
コメント
65試合既定をクリアする限り今後10年、下手したら15年はエイリアンが独占し続けることになるからこの提案は悪くないな
かなりありな提案
現行の選出はどう選んでもなんらかのケチがつくしな
ビッグマンよりスタッツで見えにくいペリメーターDPOYは今以上に議論が飛び交いそうだね
ペリメーターもリム周りも両方良いディフェンダーがいないと守備の固いチームにはならんからね
勿論チームでの連携も大事だし
オフェンス有利な時代だからこそクラッチの勝負所での守備力が勝敗を分ける
キャブスは得点力が頭抜けてるからそこまでもつれないけど