ニュース要約
・アンドレ・イグダーラがゴールデンステイト・ウォリアーズのレジェンドとして、チェイス・センターのラフターズ(天井部分)に背番号9を掲げられることになった。
・2月23日に式典。
・ウォリアーズで永久欠番となるのはイグダーラを含めて7人目。
・イグダーラは2015年、2017年、2018年、2022年の4度の優勝に貢献し、2015年のNBAファイナルではMVPに輝いた。クリーブランド・キャバリアーズとのファイナルでシリーズ途中から先発に抜擢され、平均16.3得点、5.8リバウンド、4.0アシストを記録。ウォリアーズが2勝1敗とリードされた状況から逆転する原動力となった。
・ジョー・ラコブ(ウォリアーズ共同会長兼CEO)は「彼はウォリアーズの歴史上、最も賢く、計算高く、ユニークで成功した選手の一人だ。我々が彼を獲得した時、ここまでの結果を期待していたわけではなかったが、彼は4つの優勝、6回のファイナル進出、そしてファイナルMVPという驚異的な実績を残した」と称賛した。
・イグダーラはウォリアーズでの8シーズン(2013-19、2021-23)で平均6.9得点、3.8リバウンド、3.4アシストを記録。オールスター級のスタッツではなかったが、彼の存在はチームの成功に不可欠だったと評価されている。
・イグダーラはNBA史上、4つの優勝とファイナルMVPを獲得したわずか11人のうちの一人となる。そのリストには、ステフィン・カリー、カリーム・アブドゥル=ジャバー、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズ、コービー・ブライアント、ティム・ダンカン、マジック・ジョンソン、シャキール・オニール、ジョン・ハブリチェック、トニー・パーカーらが名を連ねている。
・イグダーラの背番号が掲げられることで、ウォリアーズの4度の優勝を支えた王朝のコアメンバーの中で、最初にこの栄誉を受けることになった。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンも将来的に同様の栄誉を受けることは確実視されている。
A lasting legacy.
Iguodala, number 9. Forever in the rafters. pic.twitter.com/QRQbRxkifS
— Golden State Warriors (@warriors) January 28, 2025
ウォリアーズファンにとって、イグダーラの背番号永久欠番は特別な意味を持つものになった。特に彼が2015年のファイナルMVPを受賞したことは、彼の功績を象徴する出来事として今も語り継がれている。ファンの間では「ウォリアーズ史上、最も重要なロールプレーヤー」としての評価が確立されており、特にプレーオフでの活躍が印象深いとされている。
一方で、「彼は偉大なプレーヤーだったが、ウォリアーズで1シーズン平均10得点以上を記録したことがないのに永久欠番は妥当なのか?」という声もある。過去に永久欠番となった選手たちの多くは、エース級のスタッツを残しており、イグダーラのようにスタッツ面で目立たない選手が永久欠番になるのは異例だという指摘もあった。しかし、ベン・ウォレス(デトロイト・ピストンズ)やブルース・ボウエン(サンアントニオ・スパーズ)のように、守備力やリーダーシップで評価されて永久欠番となった選手もいるため、イグダーラの功績もそれに値するという意見が多い。
また、イグダーラを永久欠番にするなら「ケボン・ルーニーも同じ評価を受けるべきでは?」という声も見られた。ルーニーもウォリアーズの王朝時代を支えた重要な選手であり、特にリバウンドとディフェンスでチームに貢献してきた。
さらに、「ウォリアーズは今後どれだけの番号を永久欠番にするのか?」という疑問も浮上している。カリー(30番)、トンプソン(11番)、グリーン(23番)、デュラント(35番)の番号も将来的にラフターズに掲げられる可能性が高く、「このままだと使える番号がどんどん減っていくのでは?」という懸念もある。
コメント
あのFMVPはレブロンが取るべきだったと今でも思ってる
俺はカリーが取るべきだったと思ってるよ
イグダラ本人も言ってるけど
2015はシリーズダントツのプレイヤーが負けチームだったからな。イグオがいなくてもレブロンにはドレイかハリバンがついて似たような結果になってただろうしGSWが勝ったんならカリーで良かったと俺も思う
FMVPはたった11人の多数決だし
優勝して数分のうちにすぐパッと投票して表彰しないといけないからスタッツやプレイのリプレイ精査する暇もないしどうしてもね
負けてMVP言われても死体蹴りにしかならないっしょ
キャリア中盤のまだ30歳になってちょっとぐらいで
エリート街道なのに、6thのベンチを選択したのが凄い
たしかサラリーも当時の初期GSWで1.2番目ぐらいの高給取りだったはず
シューターとして、カリーとクレイのシューティングを信じて基本方針変えなかったのと
イグダラ、デイビットリーを控え起用を説得して、モチベを保たせたのだけは
カーにしかできなかった本当の素晴らしい功績
キャリアと世渡りがそつない
賢い
6
ジノビリというお手本がいなかったらその道は選ばなかっただろうね。カーも選ばせなかっただろうし