【NBA】 シャキール・オニールが年俸1500万ドル超で契約延長

・NBA殿堂入りのシャキール・オニールが、TNTと新たな長期契約を締結し、「インサイド・ザ・NBA」への出演を継続することが決まった。

・契約は年間約1500万ドル以上で、番組の他の共演者であるアーニー・ジョンソン、ケニー・スミス、チャールズ・バークレーもすでに契約を延長している。

・「インサイド・ザ・NBA」はTNTのNBA放送権喪失後も存続し、来シーズンからESPNで放送される。

・この放送権取引の一環として、ESPNは「インサイド・ザ・NBA」を引き継ぎ、代わりにビッグ12カレッジフットボールとバスケットボールの試合の放送権をTNTに提供する。

・NBCとAmazonも新たにNBAの放送契約を締結しており、チャールズ・バークレーはNBCやAmazonからのオファーを受けていたが、本人は「心は常にターン・スポーツ（TNT）にある」と述べ、オファーを辞退したことを明かした。

・CNBCの報道によると、オニールもNBCとAmazonからのオファーを受けていたが、最終的にTNTとの契約延長を選択した。

・オニールはスポーツメディア業界の高額契約者の一人となり、NFLのトム・ブレイディ（年収3750万ドル）、チャールズ・バークレー（年収2100万ドル）に次ぐ高給のメディアパーソナリティとなる。
 

まず、多くのファンが注目したのは、契約額が年間約1500万ドルという高額な点だ。「オニールは基本的にプレイヤーを批判するだけで、深い分析をするわけではない。それで1500万ドルもらえるのはすごい」と、彼の役割に疑問を投げかける意見もある。一方で、「オニールはバスケットボール界の象徴的存在であり、彼がいることで番組のエンタメ性が保たれる」という擁護の声もあり、意見が分かれている。

また、番組の存続が決まったことに安堵する声も多い。「TNTがNBAの放送権を失ったから番組もなくなるかと思ったけど、ESPNで続くならそれでいい」という意見がある一方で、「ESPNに移ったら番組の自由度が下がってしまうのでは？」と懸念する声も出ている。TNTの「インサイド・ザ・NBA」は、他のスポーツ番組と比べても自由な雰囲気が特徴であり、ESPNの厳格な編集方針の下でどのように変化するのか、ファンは注目している。

チャールズ・バークレーについても話題になっており、彼がNBCやAmazonのオファーを断ったことに驚く声が上がっている。「バークレーは本当にTNTが好きなんだな」「彼がいないと番組の魅力は半減するから、残ってくれてよかった」というコメントが多く見られた。

また、オニールの契約条項に「年間10試合をフルで観戦すれば完全保証される」という条件があることにも注目が集まっている。「オニールが試合をちゃんと観るわけがない」「5分ですら集中できなさそう」と冗談交じりの反応が相次ぎ、彼の解説スタイルに疑問を持つ声も少なくない。

一方で、オニールの過去の行動に否定的な意見を持つファンも一定数おり、「彼はロッカールームでの態度が悪かった」「若手選手を見下す発言が多い」といった批判も目立つ。しかし、その一方で「彼はファンに対しては優しく、困っている人を助けるエピソードが多い」と擁護する意見も根強く、評価が二極化している。

結局のところ、オニールがTNTに残ることは「インサイド・ザ・NBA」の視聴者数維持のために重要な要素となることは間違いない。ただし、番組の未来がESPNの編集方針にどのような影響を受けるかについては、依然として不透明だ。