【NBA】SGAが代理人を解雇！自ら約440億円の契約交渉へ

・Chris Haynesが、オクラホマシティ・サンダーのスター選手、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー（SGA）が代理人を解雇し、自ら交渉を行う決断をしたと報じている。

・SGAはこれまでWasserman（ワッサーマン）のジョー・スミスを代理人としていたが、今後は自身で契約交渉を行う。一方で、マーケティングやオフコートのビジネスはSimon G（サイモン・G）が引き続き担当する。

・この決断は、彼が今夏に4年2億9430万ドル（約440億円）のスーパーマックス契約の対象となる直前に下されたもので、契約が成立すれば2030-31シーズンまでサンダーに在籍する可能性がある。

・SGAは現在、2026-27シーズンまでの契約下にあり、5年総額1億7929万9750ドル（約268億円）でプレーしている。今季の平均成績はリーグ最高の32.5得点、6.1アシスト、5.1リバウンドを記録しており、MVP候補にも名を連ねている。

・SGAのように選手が自ら契約交渉を行うケースは珍しいが、過去にはジョエル・エンビードも同様の道を選んだことがある。

・他のスポーツ界では、NFLのラマー・ジャクソンが2023年に5年2億6000万ドル（約390億円）の契約を自身で交渉し、ワシントン・コマンダーズのボビー・ワグナーも2019年以降、自ら契約を締結している。

Sources: Oklahoma City Thunder superstar/MVP frontrunner Shai Gilgeous-Alexander has parted ways with his representation to make the bold move of serving as his own agent. #haynesbriefs

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— Chris Haynes (@ChrisBHaynes) February 19, 2025

「スーパーMAX契約（※NBAで特定の選手に与えられる最大級の契約）を結ぶのは既定路線だから、代理人に4%も払う必要がない。12.8M（約19億円）も浮くなら、自分でやるのは賢い判断。」と、金銭面のメリットを指摘する声がある。

「エージェントは契約交渉だけじゃなく、スポンサーやメディアとの交渉もやる。特にトップ選手は広告収入が大きいから、その分のマネジメントは重要。」と、代理人の役割を強調するコメントも多い。

また、「代理人なしでもサラリーの契約交渉は問題ないかもしれないけど、ブランド戦略やスポンサー契約の調整まで全部1人でやるのは難しい。結局、マーケティング専門のマネージャーは雇うことになるんじゃないか。」と、長期的な影響を懸念する声もある。

一方で、「エージェントに払う金を節約するのはいいけど、過去に契約交渉をミスった選手もいるから慎重になったほうがいい。」「例えば、デンバー・ナゲッツのケビン・デブライネ（※サッカー選手）は、代理人なしで統計データを活用して高額契約を勝ち取った。シャイ・ギルジャス・アレクサンダーもその方法を参考にするかもしれない。」と、代理人なしで成功する可能性に言及する意見もある。

さらに、「彼の交渉はシンプルだろう。『スーパーMAX契約をくれ』、『OK』で終わり。」と、契約交渉が形式的なものであることを強調するジョークも飛び交っている。

また、過去に同様の決断をした選手について言及するコメントもあり、「ジョエル・エンビードも代理人なしで契約交渉をした。歴史的に見ても、トップ選手なら交渉はそこまで難しくない。」と、事例を挙げて支持する声がある。

しかし、「この流れが一般化すると、エージェント業界は影響を受けるかも。とはいえ、代理人が不要になるのは、既にスーパーMAXを保証されているトップ選手だけだろう。」と、リーグ全体への影響を予測する声も出ている。

ファンの間では「シャイ・ギルジャス・アレクサンダーの代理人は、彼のバスケットボール契約から外れるだけで、スポンサー契約などの管理は続けるみたいだから、全くの“セルフマネジメント”ではない。」と、正確な情報を補足する意見も見られた。

契約交渉の影響がどのように出るかはまだ分からないが、彼がリーグの新たなトレンドを作る可能性は十分にあるだろう。