【NBA】サボニスがキングスの未来に疑問？オフに球団の方針を確認へ

・The AthleticのSam Amickが、ドマンタス・サボニスのサクラメント・キングスに対する将来への懸念について報じている。

・サボニスは、キングスでの今後に疑問を抱いており、今季終了後に球団の方針について明確な説明を求める予定とされる。今シーズンの成績が期待を下回る中で、チームの将来像に対する不透明感が増しているという。

・「リーグ関係者によると、契約があと3年で総額1億4030万ドル残っているサボニスは、球団の意思決定のプロセスや、誰が最も影響力を持っているのかについて知りたがっている」とAmickは伝えている。また、「ディアロン・フォックスが以前、チームの意思決定において誰の意見が重視されているのかを気にしていたように、サボニスも同じ疑問を持っている」とも報じた。

・サボニスは2016年のNBAドラフトで全体11位指名を受け、インディアナ・ペイサーズで5シーズンを過ごした後、2022年にタイリース・ハリバートン、バディ・ヒールド、トリスタン・トンプソンとのトレードでキングスへ移籍。加入当初は、平均19.1得点、12.3リバウンド、7.3アシスト、フィールドゴール成功率61.5％と好成績を記録し、チームをプレーオフへ導いた。

・しかし、プレーオフ1回戦でゴールデンステート・ウォリアーズに敗れた後、キングスは再び低迷。現在は32勝29敗でウェスタン・カンファレンス9位に位置しており、プレーイン・トーナメント進出が現実的な目標となっている。

・28歳のサボニスは現在キャリアの全盛期を迎えており、適切なチームに移籍すればリーグに大きなインパクトを与える可能性がある。今後の動向が注目される。
 

「またしても『Lol Kangz』（キングスらしい迷走）か。」という皮肉なコメントが飛び交い、ファンの間では「ビーム（キングスの勝利を祝うライト）はもう消されるんじゃないか？」といったジョークも見られる。あるファンは「オーナーのヴィヴェク・ラナディヴが斧でビームを破壊するのが目に浮かぶ」と揶揄し、キングスの迷走を象徴する出来事として受け止めている。

また、「チームの問題を隠すためにビームを使うんじゃないか？」という意見や、「来シーズンにはビームがトレードを要求するかも」と冗談交じりのコメントも寄せられた。さらに、「プレーオフでウォリアーズに勝てていたら、今頃全く違う状況だったはず」と、昨季の敗戦を悔やむ声もある。

「サボニスはチームの『助っ人』であって、彼が1番や2番のオプションになるようなチームが優勝を狙えるはずがない。」という辛辣な意見もあり、現在のロスターの限界を指摘する声も多い。特に「キングスの問題は、良い選手を獲得しても適切に育てられないこと」という批判は根強く、「もしフロントオフィスがハリバートンのトレードをしなければ、もっと違う未来があったかもしれない」との声も多い。

この問題の根本的な原因として、「キングスの成功は単に健康だっただけで、実力で安定していたわけではない。」という指摘もあり、「誰も彼らを本気で恐れていなかった」という意見も散見される。さらに、「ミネソタ・ティンバーウルブズやニューオーリンズ・ペリカンズのように、プレーオフに出場できても結局は優勝争いには絡めないチームになってしまった。」という指摘もある。

キングスのフロントオフィスに対しては「方向性が見えない」「適切な補強をしていない」との批判も強く、特に「ハリバートンを手放してプレーオフ1回戦を戦っただけでは意味がなかったのでは？」という意見が目立つ。「ここからの再建が重要だが、フロントの判断次第でキングスはまた暗黒時代に逆戻りするかもしれない。」と懸念する声も多い。

結局のところ、ファンの共通認識としては「キングスは根本的に変わっていない」というものだ。「ほんの一瞬だけまともなチームに見えただけで、結局はまた迷走している。」という冷めた意見も多く、キングスがこの状況から抜け出せるのかどうか、今後のオフシーズンの動向が注目されている。