ルカ・ドンチッチのシュート選択に関する気になる変化
ドラフト時からルカのファンだった。2年目が終わった時点で、彼は今後10年間リーグ最高の選手になり、LeBronの明確な後継者になると確信していた。
簡単に言うと、ルカは過去2年間でシュートの選択において30代の選手に見られるような変化を遂げている。24~26歳の選手にしては異例の変化だ。ルカは今でもエリート級の選手だが、ゲームのスタイルが難しいシュートの成功に大きく依存するようになった。リムへのアタックや、リム付近での長身選手との対決に以前ほどの自信や爆発力がない。まるでキャリア終盤の選手のように、タフなジャンパーを決めることに頼る場面が増えている。昨季はそれでも問題にならなかった。なぜなら、1試合平均ほぼ11本ものスリーポイントを放ち、39%の成功率を記録し、ミッドレンジの数字も優れていたからだ。
まずはシンプルなデータとして、シーズンごとのダンク数を見てみる。
・2018-2019: 25
・2019-2020: 14
・2020-2021: 12
・2021-2022: 15
・2022-2023: 12
・2023-2024: 2
・2024-2025: 1
ダンクは選択の問題でもあるが、ルカがリム付近でのプレーに自信を失っているのは明らかだ。例えば、Knicks戦の終盤(動画6:46 https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=H_I6vmRPUw0&t=406s )でスティールを奪った後、ゴールにアタックしなかった場面。以前なら99%の確率でダンクかレイアップを決めていたプレーだ。比較として、2年前の類似プレー(https://www.youtube.com/watch?v=f8JhgKo0mic )を見ても違いは明白だ。
次に、バスケットボール・リファレンスのデータから、シュートの距離別割合を見てみる。ルカはリム周辺でのシュートが過去最低の割合になっており、よりタフなジャンパーとシュートの成功率に依存する傾向が強まっている。
・2018-19(19歳)DAL
– 0-3ft: 20.9%
– 3-10ft: 21.2%
– 10-16ft: 10.3%
– 16ft-3P: 4.2%
– 3P: 43.3%
・2019-20(20歳)DAL
– 0-3ft: 26.0%
– 3-10ft: 23.7%
– 10-16ft: 5.8%
– 16ft-3P: 1.4%
– 3P: 43.1%
・2020-21(21歳)DAL
– 0-3ft: 18.0%
– 3-10ft: 20.1%
– 10-16ft: 15.3%
– 16ft-3P: 6.0%
– 3P: 40.6%
・2021-22(22歳)DAL
– 0-3ft: 12.8%
– 3-10ft: 23.9%
– 10-16ft: 16.5%
– 16ft-3P: 6.2%
– 3P: 40.6%
・2022-23(23歳)DAL
– 0-3ft: 17.6%
– 3-10ft: 25.2%
– 10-16ft: 14.5%
– 16ft-3P: 5.4%
– 3P: 37.3%
・2023-24(24歳)DAL
– 0-3ft: 12.3%
– 3-10ft: 19.2%
– 10-16ft: 15.2%
– 16ft-3P: 8.2%
– 3P: 45.0%
・2024-25(25歳)DAL+LAL
– 0-3ft: 10.9%
– 3-10ft: 18.9%
– 10-16ft: 17.5%
– 16ft-3P: 6.0%
– 3P: 46.8%
NBA.comのデータで見ると、ドライブ数と成功率にも同じ傾向が見られる。
・2022-2023: 19.7回 / 62.7%
・2023-2024: 17.8回 / 61.6%
・2024-2025: 14.8回 / 55.3%
試合を見ていると、明らかに動きが鈍くなっている。今年はシーズンを通してずっとそうだ。以前のようにディフェンダーを振り切ることができず、リムへの危険なアングルを作ることが難しくなっている。
これはルカが「終わった」と言いたいわけではない。ただ、今のところ彼はフィジカル的に厳しい状態に見える。爆発力とバウンスを取り戻せば、彼はリーグ最強の選手になれるはずだ。
最後に、プレーオフでの10フィート以内のシュート割合を見てみる。
・2019-20プレーオフ
– 0-3ft: 19.5%
– 3-10ft: 28.9%
・2020-21プレーオフ
– 0-3ft: 13.8%
– 3-10ft: 21.9%
・2021-22プレーオフ
– 0-3ft: 13.6%
– 3-10ft: 29.5%
・2023-24プレーオフ
– 0-3ft: 8.7%
– 3-10ft: 23.6%
レブロンのトレーナーチームにでも頼んで、フィジカルを立て直すべきだと思う。
・重い体重と持続可能なプレースタイルの選択 ・シーズン序盤のコンディショニング ・そして最も深刻なのが怪我。ここ12ヶ月でずっと何かしらの怪我を抱えてる。
ただ、ショットチャートを見ると0~3フィートの得点率が落ちてるのは事実。でも3~10フィートの変化はそこまで大きくないし、プレーオフのドライブ数はレギュラーシーズンよりも多い。
結論として、確かに傾向はあるけど、まだ断定するには早いと思う
コメント
10代半ばからプロ生活している勤続疲労もあるだろうけど、さすがに体重過多なんだろうな。このままだとあと数年で終わっちゃうかもっていう懸念はあると思う
そもそもオフに国際大会ですぎなんだよ
毎年のように休み実質一ヶ月とかでしょ
みんなが次のシーズンへの調整始めたくらいにルカが休み始めてるイメージだわ
単純に怪我による不調でしょ
オフに休養取れば昨年のパフォーマンスに戻る
これを衰えと思うやつはニコハリソンと同レベル
駆け引きは上手いけどスリー優先するからもっと決めないと厳しいわな
超過密スケジュールすぎて今は流石にムチムチすぎるから少しスリムになった方が良いと思うけどスリムになりすぎても逆に体壊すと思うからとにかく体を休める期間が必要だと思う
ドライブ成功率は知らんがダンクなんか元々たまにしかやらんぞ
3
最初は誰もがそう思ってるんだよな
ケガによる一時的な不調ですって
でもケガの頻度が多くなり、不調が常態化して、無理が効かなくなり、プレイスタイルが変わっていき、気が付いたら昔のようなプレイは出来なくなっている
たまーに全盛期を取り戻したような動き見せるけど頑張りすぎるとまたすぐに離脱する
選手が衰えていく典型的なプロセスよな
ルカはまだ若いけどケガが慢性化してるのはあきらかに良くない兆候だと思う
どこかでコンディショニングを根本から改めないと20代で限界迎えてもおかしくない
長いなぁ
DFがドンチッチのプレーに慣れてフェイクにも引っ掛からなくなってるよね
こんなネガキャンされるんだな
LALに在籍するって大変だな
NYKとかもそうだが
バスケ選手はアスレチックな身体でいて欲しいのはある
バックコートの選手なら尚更
三年前から体重の話し合いしていたのに毎年太る
データでプレースタイルが30代で選択してしまうプレーを25でやっている
代表でオフ短いから怪我と疲労しやすい
たしかにスーパーマックスに値しないな
代わりがADじゃなければ説得力あったのに
稼働期間や膝を考えるとピークを過ぎた可能性もあるのか
膝のこと考慮しても痩せる一択なんだがな
マブス側がトレードしたくなるくらい傲慢だったのは事実だと思うよ
でなきゃファイナルまで連れてった生え抜きエースを安売りしないもん
ドンチッチの勤続疲労って具体的には何を指すんだ?
放出された元マブスの選手からはドンチへの文句しか出てこない、そいつらのスタッツは落ちてるんだけどね。エゴがあったからここまでの選手になったんだけどコーチングされる能力がないんだよ。悩ましい選手。
7が正しいと思う、ルカは衰えが来てるように見える。彼がエースで優勝は難しい。
エンビードしかりザイオンしかり
不摂生な選手は必ず劣化するからな
怪我のしやすさってのは個々人で変わるが。それを悪化させるが太ること。不摂生をやめても怪我リスクが上がることはなくなるが下がることもないのが恐ろしいよな
どうでもいい指標だね
ハリソンの指摘した「太りすぎ」は本当にその通りではあると思う
ルカの場合、2m越えでガードとしては十分なタッパがあるんだから、体重重いデメリットの方が大きいと思う
ここまで太るといつまでも昔みたいなプレーできない
欧州選手は代表戦しっかりやるからオフに疲れ抜けきらずに毎年続くのわりと危険だよな
実際ドンチッチが衰えてるかはわからんけど少しずつ影響は出そう
これでドンチッチ優勝なんてしたら、大騒ぎになりそうだな。笑
体重あるのに切り返しとステップバック多用するから膝がそのうちぶっ壊れるぞ
若い今でも再生が間に合ってないのに
マブスの頃から見てるけど問題を抱えてるのは明らかだよね
ただそれが膝が辛いからなのか負担を掛けない様に予め庇ってるからなのか体重含めコンディショニングが上手くいってないからなのかよく分からない
無理したくないなら休める時には休むはずなんだけど欠場もPT制限もしない
特にタイトルの権利落ちした今なんてスタッツも試合数も気にしなくていいはずなのに
怪我と付き合うすべを覚えただけやろ単に
未だにスタッツが衰えてないのレブロンくらいやぞ
膝からの出血するようになったのも2,3年くらい前からだっけ
怪我したら国際試合休んでほしいわ
去年もファイナル出て膝ボロ状態で五輪最終予選出てるし
デブに限らず大型PGって短命多いな
ストップとか切り返しとかの逆方向に力かかる動きはマジで膝とアキレス腱に良くないんだろうね
ザイオンとかがその最たる例かな
レブロンは大型ガードに入ると思うけどそういう緩急の動きを多用しなかったのが長持ちしてる理由かもね