ニュース要約
■記事によると
・Bill Chisholmがボストン・セルティックスを61億ドルで買収する契約を結んだとESPNが報じている
・この買収額は北米スポーツ界で史上最高額となり、2023年に行われたNFLのワシントン・コマンダーズの60億ドルの売却額を上回る
・NBAでは2022年にフェニックス・サンズが約40億ドルで売却されており、今回のセルティックスの売却額はそれを大きく上回る
・フォーブスは2023年にセルティックスを60億ドルと評価しており、NBAで4番目の価値とされていた(1位はゴールデンステート・ウォリアーズで88億ドル)
・Chisholmはカリフォルニア拠点の投資会社Symphony Technology Groupの共同創業者で、ボストン出身の生粋のセルティックスファン
・Chisholmは「ノースショアで育ち、ニューイングランドで大学に通っていた」「セルティックスがボストンにとってどれだけ重要な存在かを理解している」と語った
・さらに「このチームは他のどの都市とも違う役割を果たしており、ボストンの人々に対してリーダーとしての責任がある」とも述べた
・現オーナーであるWyc Grousbeckは2002年に2億3600万ドルでセルティックスを購入しており、2027-28シーズン終了まではCEO兼ガバナーとして残留する見込み
NBA史上最多の優勝回数を誇るボストン・セルティックスが、過去最高額となる約61億ドル(約9200億円)で売却されたというニュースは、ファンの間で驚きと興奮、そして一抹の不安を呼んでいる。
「2002年にグルースベック一族が3億6000万ドルで買ったのを考えると、20年ちょっとで価値が17倍になったってことか。投資として見ても凄まじい。」と驚く声や、「NBAチームが2000年代に数億ドルで買えたなんて、今じゃ信じられない話だ。」と当時の価格との比較をする投稿も見られる。
新オーナーについては、「マサチューセッツ出身でセルティックスの熱狂的ファン、チームの歴史に詳しいらしいけど、それ以外の情報が出てこない。完全にオフ・ザ・グリッドの大富豪か?」と謎に包まれた人物像に注目が集まっている。「誰でもチームを買える時代じゃない。サウジやベゾスじゃなかっただけで安心した」という安堵の声もある一方、「これだけの金を出す以上、ただのファンってわけでもないはず。経営にどれだけ口を出すのかが問題。」という慎重な意見もあった。
「新しいオーナーって大体最初に変なことやるから、今のうちに覚悟しとけ。ジェイレン・ブラウンとデリック・ホワイトがエンビードとトレードされたりするぞ。」という冗談めいたコメントや、「タックス回避のためにジュルーを真っ先に出すんじゃないか」と現実的な予想も飛び交っている。
また、今回の買収額を基準に今後のNBAチームの価格がどうなるかに関しても議論が盛んだ。「アダム・シルバーはこの価格をラスベガスやシアトルの拡張チームの基準に使うだろう」「いくら歴史があっても新チームがこの額に並ぶとは思えない」という意見がぶつかり合う中、「ブランド力とグローバル展開こそが現代のスポーツビジネスの核心。セルティックスは世界的に認知された存在だからこの額でも高すぎではない」という分析もあった。
「ライブで見る価値がある唯一のエンタメがスポーツ。だからテレビ局も配信サービスもこぞって放映権に金を積むし、こういう買収額になっていく」と、メディア環境の変化がNBAの市場価値を押し上げているという見方も共有されていた。
一方で、「グルースベックは28年シーズンまで指揮を執るらしいから、すぐに大きな動きはないだろう」「その後に“2人のジェイ(テイタムとブラウン)”の契約問題が本格化する」といった具体的な今後の懸念も語られている。
新オーナーの手腕次第では、今後のセルティックスの方向性が大きく変わる可能性もある。だが多くのファンにとって一番重要なのは、「オーナーが余計な口出しをせず、バスケットボールの判断はバスケの人間に任せてくれること」である。現時点ではその希望が保たれているが、真価が問われるのはこれからだ。
コメント
ブラッドスティーブンスさえ切らなければBOSは大丈夫
ブラッドスティーブンスさえ切らなければBOSは大丈夫、絶対強い
(好かれるかは置いといて)
ファンだから、ITを切ったりした非情トレードをするエインジの直系弟子であるスティーブンズは許せなかったんだ
ちょっとありえるか
これチザムにとっても冒険的な投資やぞ
彼が率いる投資会社のSTGですら、オーバーサブスクライブファンドVIIでの42億ドル調達が最大だったのに
でもそれだけリターン見込めるって事やろな
コロナ事態でリアルスポーツの価値が跳ね上がったし将来性もある