【NBA】ORLがベインら6人が13得点超えのバランス攻撃で勝利！GSWはカリーとバトラーが計67得点も及ばず

オーランド・マジックがゴールデンステイト・ウォリアーズに121−113で勝利し、直近5試合を4勝1敗とした。
ウォリアーズはステフィン・カリーがオフェンスをけん引したものの、終盤に追い上げ切れなかった。

■ 試合の展開

前半はマジックが6人が13得点以上とまんべんなく得点を重ね、最大15点リードを作った。
一方のウォリアーズはステフィン・カリーが前半終盤に3本の3ポイントを決め、前半を67-60で折り返した。

後半はマジックが粘り強く主導権を握り続けた。カリーは第3クォーターの終盤にレイアップを決めたものの、その後約12分間得点が止まり、反撃の流れを作れなかった。
終盤にカリーが3ポイントを沈めて食らいついたが、マジックはリードを保ち、最後まで主導権を手放さなかった。

デズモンド・ベインは攻守で存在感を示し、アンソニー・ブラックもベンチから流れを変える働きを見せた。

■ 個人成績

・ORL
デズモンド・ベイン：23得点、5スティール
アンソニー・ブラック：21得点
フランツ・ワグナー：18得点、8リバウンド
ウェンデル・カーターJr.：17得点、12リバウンド
トリスタン・ダ・シルバ：15得点
ジェイレン・サッグス：13得点、8アシスト

・GSW
ステフィン・カリー：34得点、9アシスト、7/15の3ポイント成功
ジミー・バトラー：33得点

マジック側については、「去年までのチームからすると今日はオフェンス爆発レベル」「ここ数年の自分たちと比べたらセブンセカンズオアレスみたいだ」と、攻撃力が大きく伸びたという評価が多い。デズモンド・ベイン加入後のバランス調整に時間がかかったという声もあるが、今は守備と攻撃の噛み合わせが良くなり、「ここ最近は普通にノっている」とチームの成長を実感しているファンが多い。

守備面でもマジックへの称賛は多く、「ロケッツ戦でも約５０分しっかり守っていたし、今日もウォリアーズをずっと腕一本分離していた感じ」と、リードを５〜９点でキープし続けた展開を評価する声がある。カリーに対しても徹底してマークし、スリーポイントの大爆発を許さなかった点を挙げ、「カリーはやることはやったけど、いつもの試合を決め切るモードには入らせなかった」と守備の狙いがうまくハマったと見る意見が多い。

個人では、アンソニー・ブラックの活躍に触れるコメントが非常に多い。「ブラックがスティールからトランジションまで両エンドで暴れていた」「カリーとマッチアップした時に徹底して攻めて、ディフェンスでも休ませなかった」と、若手がスター相手に物怖じせずプレーした点を喜ぶ声がある。フランツ・ワグナーについては得点面では苦しんだとしつつ、「それでもディフェンス面ではずっと大きなプラス」「今年は本気で最優秀守備選手候補だと思う」と、守備で存在感を示したことを高く評価している。

一方のウォリアーズについては、「カリーとバトラーまでは優勝レベルだけど、チーム全体ではもはやエリートではない」「若手とベンチがとにかく物足りない」といった厳しい意見が多い。ポジェムスキに関しては、「足を引っ張っている」「意味のないドリブルからノンシューターにキックアウトするだけ」と不満が集中しており、「去年はステフの横にセカンドオプションが必要だと言われていたのに、今年はステフとバトラーにサードオプションが必要と言われている」と、問題が解決していないことを嘆く声もある。

ロスター構成やサラリーの使い方を指摘するコメントも目立つ。「カリーとバトラーでサラリーキャップの大半を使っていて、ドレイモンドまで入れたら残りはほぼゼロ」「自分たちでこういう形を選んだ結果だ」とフロントの決断を疑問視する意見や、「クミンガに払っている額なら本来は堅実なサードオプション級の活躍を期待したい」と、若手コアの伸び悩みを問題視する声も多い。