【NBA】OKCがPHXとの激戦をものにし11連勝！開幕19勝1敗としカップ戦決勝トーナメントへ

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— OKC THUNDER (@okcthunder) November 29, 2025

オクラホマシティ・サンダーがフェニックス・サンズとの接戦を123-119で制し、今季11連勝として戦績を19勝1敗とした。サンダーはNBAカップ西グループAを4戦全勝で終え、決勝トーナメント進出を決めた。サンズもグループを勝ち抜き、ベスト8入りを果たした。

■ 試合の展開

サンダーは序盤からシャイ・ギルジャス＝アレクサンダーとチェット・ホルムグレンを中心に得点を重ねて主導権を握ったが、サンズもコリン・ギレスピーやデビン・ブッカーの得点で食らいついた。

第4クォーターは両チームが3ポイントを打ち合い、両軍合わせて15本の3ポイントが決まる激しい展開となった。サンズは何度も1ポゼッション差まで迫り、ギレスピーの3ポイントで1点差に詰め寄る場面もあった。

それでもギルジャス＝アレクサンダーが終盤7分間だけで15得点を奪い、勝負どころで連続得点を挙げて流れを引き戻した。右手首の手術から復帰したジェイレン・ウィリアムズも29分出場し、パス回しでチームオフェンスを支えた。

■ 個人成績

・OKC
シャイ・ギルジャス＝アレクサンダー：37得点、8アシスト。
チェット・ホルムグレン：23得点、8リバウンド。
ジェイレン・ウィリアムズ：11得点、8アシスト。

・PHX
コリン・ギレスピー：24得点。
デビン・ブッカー：21得点、8リバウンド。
ディロン・ブルックス：19得点

■ その他の情報

ギルジャス＝アレクサンダーはこの試合でも20得点以上を記録し、20得点以上の試合が92試合連続となった。この数字はウィルト・チェンバレンに並ぶリーグ歴代2位タイの記録で、1位はチェンバレンの126試合連続となっている。サンダーの19勝1敗スタートは、リーグ史上5チーム目という快記録でもある。
 

サンズについては、チームの戦いぶりそのものを高く評価する声が目立つ。ファンは「主力が何人も欠けてアウェーでサンダー相手にここまでやれたなら文句はない」「昨季のビールとデュラント中心のサンズより、今の方が見ていてずっと楽しい」と、今季チームのキャラクターを好意的に見ている。別の声は「このチームは最後まで諦めない。去年の“情けないチーム”なら第3クォーターで15点差がついた時点で投げていた」とメンタリティの変化を強調し、「サンズは普通にプレーオフレベルのチームだ」と、現在の勝敗表以上に内容を評価している。

個々の選手に目を向けるコメントも多い。終盤に体を投げ出してルーズボールに飛び込んだコリン・ギレスピーについては、「あれは自分の命をかけにいったみたいなプレーだった」「今季一番心を揺さぶられた場面だ」と称賛が集まり、そのうえで足首の状態を心配する声が相次いだ。ケガで離脱中のグレイソン・アレンに対しては、「今季はフリンジ級のオールスターみたいな出来だった」「第4クォーターのスリー成功率がリーグでもトップクラスだったのに、本当に最悪の太ももの打撲だ」と惜しむ意見が多い。さらに「ジェイレン・グリーン、ダン、アレン、グッドウィン、ギレスピーがそろったら本当に危険なチームになる」「デビン・ブッカーがスランプでもここまで戦えているのが心強い」と、全員がそろった時の姿を想像して期待を膨らませる声が続いている。

一方で、サンダー側への賛辞も止まらない。ファンは「サンズが第4クォーターでほとんど外さないレベルでスリーを決めていたのに、それでも一度も逆転させなかった」「この19勝1敗という数字は対戦相手どうこうではなく、本物だ」とチームとしての完成度を称えている。とくにシャイ・ギルジャス・アレクサンダーについては、「誰もが最後はシャイが打つと分かっているのに止められない」「試合の大半は静かに両エンドでゲームをコントロールしていて、必要な瞬間だけ一気にすべてを支配しにくる」と、その効率の良さとクラッチ力が何度も語られている。「第4クォーターを休む時間が長いのにクラッチ得点でリーグトップを走っている“シャイのパラドックス”」「クラッチ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを取りにいっている」といった表現もあり、ＭＶＰ級の存在だとみなしているファンが多い。