【NBA】ADが今季最多32得点！DALがDENに勝利し今季初の連勝

MAVS WIN!!!!!@Chime // #MFFL pic.twitter.com/slSNvaNp06

— Dallas Mavericks (@dallasmavs) December 2, 2025

マーベリックスがナゲッツに131-121で勝利し、今季初の連勝を決めた。
マーベリックスは3ポイントを31本中16本沈めて高い攻撃力を見せ、ホーム4連敗中のナゲッツにさらに重い黒星を与えた。

■ 試合の展開

序盤はナゲッツが主導権を握り、前半の早い時間帯に最大17点リードを作った。
しかし第2クォーターでマーベリックスが42-27と圧倒し、試合の流れを一気に引き寄せた。

後半に入ると互いに得点を重ねる展開が続き、第4クォーター残り9分31秒時点ではマーベリックスが4点ビハインドだった。
ここからマーベリックスが18-5のランを決めてスコアをひっくり返し、残り1分29秒で129-117まで差を広げた。

追うナゲッツはこの時間帯にフィールドゴールを10本連続で外し、そのうち6本が3ポイントだった。
終盤にペイトン・ワトソンが連続得点を挙げたものの、勝敗を動かすには至らなかった。アンソニー・デイビスは復帰2試合目で攻守に存在感を示し、ライアン・ネンハードとクーパー・フラッグも安定した得点でチームを支えた。

■ 個人成績

・DAL
アンソニー・デイビス：32得点、13リバウンド
ライアン・ネンハード：28得点、10アシスト
クーパー・フラッグ：24得点。

・DEN
ニコラ・ヨキッチ：29得点、20リバウンド、13アシスト
スペンサー・ジョーンズ：28得点

■ その他の情報

ヨキッチはこの試合で今季11回目のトリプルダブルを記録した。 

DENの内容に対してはかなり厳しい声が多い。終盤のオフェンスを「ただスリーを投げていただけ」と批判する意見があり、「今季ワーストの負け方」「シカゴに負けたあたりから毎試合ひどくなっている」と落ち込むファンもいる。ゴードン、クリスチャン・ブラウン、マレーを欠いた守備が崩壊し、DALを必要以上によく見せたという見方も出ている。

ニコラ・ヨキッチについては、スタッツは化け物級なのに評価が割れている。トリプルダブルを記録した一方で、第4Qの連続ミスやタフなスリー連発を問題視する声があるからだ。「周りが全く当たっていない中で、最後はエースが打つしかなかった」とかばう意見もあるが、長い時間ベンチに座らせて流れを失ったとして、デイビッド・アデルマンの采配を「解雇レベル」と批判するコメントも目立つ。

一方でDAL側では、ライアン・ネムハードへの期待が一気に高まっている。「このネムハード兄弟は本当に違う」「今日はライアン・ネムハードの試合だった」と絶賛が並び、大学やGリーグ、サマーリーグでも結果を出してきた点が掘り起こされている。オフェンスの指揮能力やハンドリングを評価して、「最初からスタメンにすべきだった」という声まで出ている。

ロスター全体を見る声も出ている。あるファンは「このままでは優勝の可能性はない」として、アンソニー・デイビスやクレイ・トンプソン、ダニエル・ガフォードをトレードし、フラッグ中心に若くて健康なチームへ再構築すべきだと主張する。別のファンは、もしDALが超強豪シーズンを送るOKCを1回戦で倒す展開になれば「映画みたいだ」と語り、厳しい現状の中でもネムハードら若手の成長に希望を見いだしている。