【NBA】BOSが東3位浮上！TOR相手に23点リードを一旦は逆転されるも5連勝！

ボックススコア

Make that 5 in a row ✅✅✅✅✅ pic.twitter.com/cWVboSSsNZ

— Boston Celtics (@celtics) December 7, 2025

■ 試合の結果

ボストン・セルティックスがトロント・ラプターズに121-113で勝利し、5連勝で直近8試合7勝とした。
ラプターズはホーム3連敗となり、今季初めて本拠地で連敗を喫した。

■ 試合の展開

セルティックスは第1クォーターからデリック・ホワイトの3ポイントを軸に主導権を握り、第3クォーター序盤にはペイトン・プリチャードの3ポイントで23点差までリードを広げた。

しかしラプターズはブランドン・イングラムとスコッティ・バーンズを中心に反撃し、第3クォーター終盤から第4クォーターにかけて34-10のランを作って逆転した。第4クォーター残り10分39秒にはジャマル・シェッドのレイアップでこの試合初のリードを奪った。

追いかける展開になったセルティックスは、ホワイトとプリチャードの連続3ポイントで一気に再逆転すると、その後はリードを保って逃げ切った。チームは3ポイントを47本放って20本沈め、セカンドチャンスポイントでも17-4と大きく上回った。

■ 個人成績

・BOS
ジェイレン・ブラウン：30得点
デリック・ホワイト：27得点
ペイトン・プリチャード：15得点
ニーミアス・ケイタ：11得点、11リバウンド

・TOR
ブランドン・イングラム：30得点
スコッティ・バーンズ：18得点、11リバウンド
サンドロ・マムケラシュビリ：14得点

セルティックスがTORとの試合で23点リードを溶かしながらも勝ち切ったことについて、ファンの反応はさまざまだ。今季はタンクに入ると言われていたBOSが、ジェイソン・テイタム不在のままイースト3位にいる状況に驚きの声が多く、「このロスターで毎晩一番いい選手がいることが多いのが最高だ」とジェイレン・ブラウン中心の戦い方を楽しむ意見が目立つ。

ジェイレン・ブラウンについては「今季は使命を帯びている」「ファーストチーム入りが見えてきた」と評価が一気に高まっている。ヤニスがもしウエストに移ったら、イーストでもっともインパクトのある選手はブラウンだと主張する声もあり、「FMVPでありCFMVPだ」「リーグ全体を見てもトップクラスのウイングだ」と、これまで過小評価されてきたことを嘆くコメントも多い。また、得点だけでなくプレーメイクの向上を指摘するファンもいて、テイタム復帰後の相乗効果に期待する空気が強い。

支えるメンバーについても熱い議論が続く。デリック・ホワイトやペイトン・プリチャードは「ロールプレイヤーというよりオールスターに近い」とまで言われ、各種指標が2人を高く評価しているという声が出ている。ニーミアス・クエタやジョーダン・ウォルシュ、ジョシュ・ミノットの台頭もあり、「ブラッド・スティーブンスは本当に掘り出し物を見つけるのがうまい」「BOSは競争と有能さのカルチャーを作っている」と称賛が集まる。2017年にITが小柄なエースとして1シードをけん引した頃を思い出すというファンもいて、「当時よりも上のエースがプレーオフまでに戻ってくる」と期待を膨らませている。

一方で、リーグ全体やイーストの勢力図を絡めた議論も熱い。今季のイーストを「全体的に弱い」と見る声もあれば、「9位でも貯金があるし決して低レベルではない」と反論する声もあり評価は割れている。ただ多くのファンは、DETやNYKを含めた上位陣に決定的な存在がおらず、イーストはBOS次第でいくらでもひっくり返る状況だと見ているようだ。その一方で、「OKCには誰もかなわない」「HOUやDENも含めて優勝候補の最上位は別枠」と、BOSを強豪と認めつつも頂点までは一段差があるという冷静な見方も共有されている。

敗れたTOR側の反応は、ロスターや采配への不満が中心だ。「ベンチメンバーが流れを作ったのに、終盤に下げて再び試合を壊した」「ヤコブ・パートルとイマニュエル・クイックリーを並べる時間が長すぎる」とHCの判断を批判する声が多い。BOSが大量のスリーで鈍足ビッグを徹底的に狙ったことで、パートルの弱点が強調されたという意見もある。クイックリーについては「終盤にプレイメイクで時間を浪費する」「本物のフロアジェネラルを学ぶか、トレードすべきだ」という厳しいコメントも見られた。一方でジャマール・シェッドのようなハッスルガードを評価する声もあり、若手が短期間で重要な役割を担うようになったことには希望を感じている。