ニュース要約
■記事によると
・デイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)が放出され、残り契約113億円がストレッチ条項により分割処理されるとESPNのShams Charaniaが伝えた
・ミルウォーキー・バックスは代わりにマイルズ・ターナーを獲得し、ロスター再編を進めている
・バックスはマイルズ・ターナーと4年総額1億700万ドル(約167億円)の契約を結んだ
・リラードの残る契約1億1300万ドル(約177億円)はストレッチ条項により今後5年に分割され、年約2260万ドル(約35億円)がキャップに計上される
・リラードは2025年のプレーオフ1回戦で左足アキレス腱を断裂し、現在リハビリ中
・2025−26シーズンを全休する可能性もあり、復帰時期は未定
・リラードは2023年9月にポートランド・トレイルブレイザーズからバックスに移籍
・バックスでの2シーズンでは平均24.6得点、3P成功率36.4%を記録
・フロントはヤニス・アデトクンボ中心の再構築を進めるため、リラードの将来性に見切りをつけた
デイミアン・リラードの解雇とその契約金のストレッチ処理に関して、ファンの間では驚きと動揺、そして一定の理解が交錯している。
「まさかリラードを解雇するなんて……。確かにアキレス腱断裂からの復帰は35歳以降になるが、あの契約を5年かけて伸ばすのはあまりに思い切った判断だ」と戸惑う声がある一方、「バックスがこの決断をしたのは、明らかにヤニスに合わせて『今すぐ勝つ』体制を維持するため。ターンナーはブロック・ロペスの代替としては理想的な存在だし、合理的」と分析的な見解もある。
「これでサラリーキャップが5年間毎年2,260万ドルも圧迫される。その代償としてドラフト資産を守ったとはいえ、これは巨大なアンカーになる」という懸念も広がっている。ただ、「リラードが戻ってきたとしても、アキレス断裂後にオールスター級の活躍を続ける可能性は低い。だったら未来を残した方が現実的」と、現実的な戦力構想として支持する声もあった。
「KPJやAJ・グリーン、トレントといった不安定なガード陣にヤニスがプレイメイカーとして加わる構図は厳しい」という不安の声もあり、「誰がポイントガードやるんだ?」「もしかしてウェストブルックを狙ってる?」といったジョーク交じりの指摘も見られた。
また、リラードのキャリアの展開を惜しむ声も根強く、「なんでこうなっちまったんだ……最後の2年は不運続きだった」「ポートランド時代のリラードが戻ってきてほしい」「復帰後にミニマムでリングを狙うのはそれはそれでアリ」と、今後の動向に期待するコメントも少なくない。
インディアナの視点からも、「ターンナーを手放すとは思わなかった。けどタイリース・ハリバートンの怪我で方向転換したのかも」という冷静な見方や、「ターンナーが出て行ったのはラグジュアリータックス(贅沢税)を避けたかったからだろう」という指摘もあった。
一部では、「デイムの件はギルバート・アリーナスの契約をストレッチした時のマジックを思い出す」といった過去の重契約との比較や、「これはNBA版のボビー・ボニーヤ・デーだ」という皮肉も飛び交った。
「リラードのような選手が解雇されたのはブランドン・ロイ以来じゃないか?」と衝撃の大きさを語る声もあり、「チームは確かにギリギリの判断をしているが、リラードにとっては回復に専念し、好きなチームにミニマムで加入する道が開けたとも言える」と、ややポジティブに捉える見解も見られた。
多くの意見が交差する中、共通していたのは「これは時代の終わりだ」という感覚だった。リラードがバックスに加入した時の期待と現実の落差を受け入れつつ、ファンはそれぞれの立場からこの決断の意味を模索している。
ネットの反応
ホースト(バックスGM)は歴代でも屈指の肝の据わったGMかもしれん。マジでとんでもない判断をする。
コメント
これでまた数少ないリーグのフランチャイズプレイヤーが…
高額サラリーや高齢で負債になっていたといえ
劇的な主軸達との別れになるとは
ここ2年の不完全燃焼感と判断早いのがすごい
さよならロペス、リラード
IND一筋10年目のターナーなのに
オールNBA以下では最強格のビックマンだった
これはターナーが離れていったのか
それともペイサーズが切ったのか気になる
ヤニス出ていきそう
INDはここ数十年タックス超えたことがない
ターナー再契約するとタックス超えそうだった
よく言えば健全経営、悪くいえば勝負しないケチ
カリーム・アブドゥル・ジャバー以降だから、
今後30年は来るかもわからない時代やからなMILにとって
ターナーとヤニスのコンビ、めっちゃ強そう
西に戦力流れすぎじゃないか?
来期はさらにとんでもない西高東低になりそう
東→東の移籍記事コメントで西に戦力流れすぎってどういうこと?
5
ハリバートンがアキレス腱やらなかったら流石に払ってたと思うぞ
勝負所では金賭けるチームらしいし
リラードはどーすんだろうな
来季捨てる覚悟のあるチームってなると、タンクチームになるけど、PORに出戻りあるかな
WASが次のオフに110Mも空き作るから、WASにいけば大金貰えるぞ
サラリーキャップがめっちゃ厳しくなった影響&ヤニスの年齢的にも球団としては合理的な判断なんだけど、それでもまだ現役オールスタープレイヤーがアキレス腱切って速攻で解雇&補強はドライな世界やなぁと感じるよね
近年は選手からのトレード要求が増えたりで選手側がわがまま過ぎるみたいな論調があったけど、外様とは言えチームからこんな扱いされるのを見ると一方的に忠誠心を求めるのは無理があるなぁと思った
ファイナルゲーム7の優勝まで本当にあと一歩まで行ったのに、意地張って絶対タックス払うのを回避し続けて11年所属したターナーを同じ東のライバルチームに無料で奪われるIND・・
貧乏なのかもしれんが、地味になかなか酷いオーナーというか、INDファンが気の毒やね
ハリバートンが来季全休確定の上どんな状態で返ってくるかもわからないんだからしゃーないだろ
ヤニスが動けるうちに全部注ぎ込むフロントの判断は間違っていないけど
スタメンKPJ、GTJ、クズマ、ヤニス、ターナー
6thマンポーティス
優勝するのにはまだ遠いよなー
リラード解雇はこのオフで一番驚いた。
まぁMILの状況を考えれば、ヤニス全盛期にアキレス腱断裂、来期全休、復帰後は36歳のリラードに大金は払えないか。
分割払いで向こう5年2000万ドルがキャップに残るけど、2年間は3000万ドルの空きができる。
MILとしては出て行ったロペスの代役で、ストレッチとリムプロができるビックマンが欲しかったので、FAのターナーは補強ポイントとしてはピッタリ。
ターナーは再契約が第一候補だったと思うが、タックスの支払いを極端に嫌がるIND、しかもハリバートンが来年は全休の可能性が高いのでチームとしては勝負時ではないと判断か?
レイカーズ欲しそう
MILフロントばかり色々言われてるけどINDフロントも地味にヤバい
1年使えない、治ってもどこまで戻るかわからないリラードを今獲得するのはなかなかハードル高いね
GSWが今接触してるらしいが
ヤニスに心臓を捧げてるMILフロント
気迫というか思い切りというか、とにかくすごい覚悟だ
サラリー詰まってるしピックも少ない、リラード大けがで再建待った無しとしか思えなかった状況から、少なくとも見た目には持ち直してきてる
ロペスやカナートンはどうしようもなかったが、ポーティスGTJにKPJ、去年3が入りまくったTPも廉価で再契約できたし、これでロリンズ引き留められたらほぼ満点じゃないか(ついでにジェリコ・シムズも入れとこか)
ターナーだって年30Mの価値は間違いなくあると思うがなんかずいぶん安くで済んでるし
いくつかの焦り気味トレードが失敗として積み重なって今に至ってるのに、なおもまだこれだけの戦力を確保してるMILの生命力には素直に脱帽
ハリバ切ってもう一回勝負するじゃだめだったんかINDは?
ターナーくらい今の戦術にちょうどいいセンター都合よく手に入らんやろ
仕方ないとはいえ怪我で戦力図が動くのあんま気持ちよくないな