ボックススコア
Can't beat that home cooking 👨🍳#DifferentHere pic.twitter.com/YDoYV1xF4f
— Boston Celtics (@celtics) October 30, 2025
■ 試合の結果
ボストン・セルティックスがクリーブランド・キャバリアーズに125-105で勝利し、相手の3連勝を止めた。セルティックスは開幕3連敗後に2連勝と立て直した。
■ 試合の展開
第2クォーター残り4分から20-3のランで一気に主導権を握り、前半を15点リードで折り返し。ジェイレン・ブラウンが前半終盤だけで13得点、長距離2本を連続で沈めて流れを決めた。第3クォーターに最大19点差まで広げ、終盤は失速したクリーブランドを第4クォーターの33%(8/24)に抑えて逃げ切り。第1クォーターは両軍合計18本の3ポイントとハイペースだった。
■個人成績
・BOS
ジェイレン・ブラウン:30得点。
サム・ハウザー:21得点。
ペイトン・プリチャード:10アシスト。
ジョシュ・ミノット:14リバウンド。
ニーミアス・ケイタ:13リバウンド。
・CLE
エバン・モーブリー:19得点、11リバウンド
ジェイロン・タイソン:19得点
ドノバン・ミッチェル:15得点
■ その他の情報
第1クォーターの両軍合計3ポイント成功数は18本で、NBA記録に1本届かなかった。
セルティックスの勝利に対する反応はさまざまで、ジェイレン・ブラウンの躍動とリバウンドの主導権が大きな話題になっている。
まずは結果の受け止めだ。ブラウンの30得点で連勝中だったキャバリアーズを止めたことを評価する声が多い一方、「ドノバン・ミッチェルが後半で失速した」「今季もキャブズはリバウンドと3ポイント守備を解決できていない」と課題を列挙する見方も出た。イーストの勢力図に触れ、「東は層が薄い。プレーイン争いは避けられない」とリーグ全体のバランスを嘆く意見まで飛び出している。
議論の中心はリバウンドだ。多くの反応が「エバン・モーブリーとジャレット・アレンがジョシュ・ミノットとネミーアス・クエタの先発フロントコートに完敗した」と指摘。フィジカルとポジション取りで劣ったという声が多く、「彼らはタフではない。モーターとポジション争いで勝てない相手にやられる」と、2023年以降のポストシーズンの苦戦を想起させる辛辣な評価もあった。中には「この現象はここ数年ずっと続いている」と構造的な問題とみる意見まである。
一方でセルティックス側は“想定外の起点”が効いたという受け止めが目立つ。クエタについては「競り合いのリバウンドは元々強い」「課題はポジショニングと判断の安定感」と、長所と弱点を冷静に整理。ミノットに関しては「これまでそういうタイプではなかったのに今日は違った。だからこそ驚いた」と台頭を素直に喜ぶ声が多い。「8人が二桁得点」「フロントコートでリバウンドを奪い返した」という総合力を称える反応もあった。
ブラウンの“1番手”適性も議論に。肯定派は「これで疑う理由がない。彼はエースとして十分」「重いマークでも自分で得点を作れるようになってきた」と手応えを語る。慎重派は「ターンオーバーをもう少し抑えたい。理想は強力な“2番手”だが、状況次第ではエースも務まる」と位置付ける。ジェイソン・テイタム不在下の役割分担を踏まえ、「守備の矛先が常にブラウンとデリック・ホワイト、ペイトン・プリチャードに向く。2人のシュートが戻ればチームはさらに伸びる」という見解も共有された。
個人の出来に触れた声では、ホワイトとプリチャードのシュート不振を心配しつつも「まだ数試合、心配は早い」と落ち着いた見方が優勢。クエタのダブルダブルや高いプラスマイナスに触れて「MIPの機運が今から始まる」と勢いづく反応もあり、ミノットについては「株価上昇中」と表現するファンもいた。
キャブズ側は前向きな糸口として「3&Dとリバウンドの再構築」が繰り返し挙がる。「これを克服できれば手が付けられないチームになる」という期待と、「このフロントコートでは優勝は難しい」という厳しい現実認識が同居している。加えて、モーブリーには「現DPOYとしてクエタに主導権を渡したのは痛い」という指摘もあり、次戦への修正力が問われるというムードで締めくくられた。

コメント
CLE「おいおい話が違うで。今年のBOSはピーターソン狙いに徹するんやなかったんか?」
ケイタはまだ全然信用ならない
判断の悪さとファウルマシーンぶりは改善される気配がない
むしろ新加入のガルザが実直な仕事ぶりでだいぶ良い
ブーシェが全く使い物にならなかった大誤算をガルザが埋めてくれそう