ニュース要約
■記事によると
・ナイキの株価は過去18〜24か月で大きく下落しており、ウォール街でも注目されていると報じられた
・ESPNのブライアン・ウィンドホーストはポッドキャストで、ナイキの株価が約15%下落したと指摘した
・同氏はUBSのアナリストの見解を紹介し、「ナイキのバスケットボールシューズの売上減少は、NBA選手の人気低下が一因だ」と説明した。
・ナイキは1992年にNBAのスポンサーとなり、マイケル・ジョーダンの人気を背景にブランド価値を高めてきた
Nike is reportedly struggling to sell basketball shoes because NBA players "aren’t as popular as they used to be," per @WindhorstESPN
Financial experts claim the lack of player popularity is now directly hitting Nike’s revenue and stock price.
(Via @hoopstonite ) pic.twitter.com/04m3vtxB5A
— NBA Base (@TheNBABase) April 18, 2026
バスケットボールシューズの売上減少と選手の人気低迷を指摘した分析報告への反応は多岐にわたる。
「バスケシューズはもはや流行の最先端ではない。SASのビクター・ウェンバンヤマがどれほどスターになっても、全盛期のマイケル・ジョーダンのように靴が売れることはないだろう。」といった意見が目立っている。ジョーダンは文化的な象徴であり、現代のスター選手でも到達できない次元にいたという声が多い。
今は個人の好みが多様化し、特定のスターを全員が追う時代ではないという指摘もある。インターネットの普及により娯楽の選択肢が増え、音楽界のスターを知らない人が大勢いるのと同様に、バスケ界でも誰もが知る絶対的なスターが生まれにくくなっているという分析だ。世界中が同じものに熱狂した時代は終わったのかもしれない。
ファッションの傾向が快適さを重視するスタイルに変わったという分析も多い。「ニューバランスやホカ、オンクラウドが選ばれているのは単純に履き心地が良いからだ。ナイキのバスケシューズをジーンズに合わせて街を歩くのは、10年前なら普通だったが今は違和感がある。」という意見だ。今は機能性より心地よさが優先されている。
価格の高騰と品質の低下を嘆くファンも少なくない。「昔のモデルは手頃だったが、今のレブロン・ジェームズの最新モデルは200ドルを超える。それなのに接着剤が剥がれたり、すぐに劣化したりする。」という不満がある。多くの人々にとって、高価なスニーカーはもはや手の届きにくい贅沢品になりつつあるのが現実だ。
ナイキの販売戦略の失敗を指摘する声も根強い。「DTC(企業が仲介業者を通さず消費者に直接販売する形態)にこだわりすぎて小売店との関係を切ったことが最大のミスだ。実際に店舗で試し履きをしたい親世代や、ついでに靴を買うような層を逃してしまった。」という。その結果、他ブランドが入り込む隙を与えたという。
デザイン面への批判も厳しい。「今のシューズはネオンカラーや奇抜な形ばかりで、大人が普段履きできるようなシンプルなものが少なすぎる。」との意見だ。PHXのデビン・ブッカーのモデルは例外的にシンプルだが、多くのファンは機能性ばかりを追求してファッション性を損なった現代のモデルを避ける傾向にある。
競技用としての性能にも疑問が投げかけられている。「ナイキは最高の技術を一部の高額モデルにしか搭載しなくなった。手頃な価格で質の高い靴を提供している中国ブランドや他社の方が、実際にプレーする層には魅力的だ。」という。ブランド力だけでは顧客を繋ぎ止められなくなっている現状が浮き彫りになっている。
NBA全体の魅力低下を危惧する意見もある。「レギュラーシーズンが退屈になり、スター選手が欠場することも多い。試合を気軽に見られる環境が減ったことで、新しいファンが定着しにくくなっている。」という指摘だ。スターの不在だけでなく、リーグ全体の構造的な問題も商品の売上に影響しているとの見方が示されている。
ネットの反応
自社のデザイン面での失敗とビジネスモデルのミスが原因だ。
人々はレトロなランニングシューズの方がはるかに快適だと気づいて、そっちを買うようになったんだ。
ナイキはオンライン販売に注力しすぎて小売店をないがしろにした。
靴コレクター以外は、買う前に試し履きをしたいものだ。
俺はプレーヤーだけど選手のモデルは高すぎて買わない。
安いアディダスかナイキの汎用モデルを買っている。
売れなくなるのは当然のレシピだ。
ハイパーダンクの時代を返してほしい。
今の子供たちは最新の最高級スニーカーなんて欲しがっていない。
最近の20年でヨガウェアやカジュアルスポーツウェアなど、特定のニッチな分野でトレンディなブランドがいくつも登場した。
ナイキはそれらに利益を奪われている。
ナイキはもっと本気を出さないとヤバい。
今の靴はどれもひどく不細工だし、転売ブームがスニーカー文化に悪影響を与えた。
競合ブランドも増えたし、バスケットシューズがどん底なのは当然の結果だ。
彼のプレイスタイルには美学があったし、その靴を履けば自分も彼になれると夢想できた。
今のナイキにはそのハロー効果(後光が差しているような心理的効果)がない。


コメント
今のリーグの戦術環境じゃ人気の出るようなアスレチックな選手でさえ守備の速さとハードワークの前に低効率になるよな
上位に届く勝率やプレーオフで流れを決するような活躍で傾向を変える程の才能は元々少ないし最新の例でもサイズと両立したヤニスに遡るのでは