ニュース要約
ジャレン・ジャクソンJr.は、自身が所属していた2021-22シーズンのメンフィス・グリズリーズが、2012年の「グリット・アンド・グラインド」時代のチームを上回ると自信を持って語った。
ポッドキャスト「アウト・ザ・マッド」で、当時のスター選手ザック・ランドルフやトニー・アレンを前に、ジャクソンは「君たちは確かに良い仕事をするだろうけど、4勝1敗、せいぜい4勝2敗でこっちが勝つ」と発言。このコメントは笑いを誘いながらも大きな反響を呼んだ。
2012-13年のグリット・アンド・グラインド期のグリズリーズはランドルフ、アレン、マーク・ガソル、マイク・コンリーを中心に56勝を挙げ、フランチャイズ史上初の西カンファレンスファイナル進出を果たしたチームだ。一方で2021-22年のグリズリーズも56勝を記録し、若きタレントを擁して西地区セミファイナルまで進出している。
「グリット・アンド・グラインド」は、若いケビン・デュラントやラッセル・ウェストブルックが率いるサンダー、サンアントニオ・スパーズ、そして「ロブ・シティ」時代のクリッパーズに対して強烈なディフェンスで挑んだ時代を象徴するスタイルで、多くのファンに愛された。
ジャクソンの主張は若い世代の自信を表すものだが、両チームのファンや専門家の間で「どちらが優れているか」について議論が巻き起こっている。
@jarenjacksonjr is only giving up one game. 😭 https://t.co/rjJTG3aMhT pic.twitter.com/NyHSGHJCbp
— OutTheMudTL (@OutTheMudTL) December 12, 2024
ジャレン・ジャクソンJr.の「2022年のグリズリーズが2012年を上回る」という主張は、SNSで多くの議論を引き起こしている。
多くの人が2012年のチームを擁護しており、「トニー・アレンがジャ・モラントを完全に封じ込めるだろう」といった意見や、「ランドルフとガソルのフロントコートは、ジャレンとスティーブン・アダムズでは太刀打ちできない」といったコメントが目立つ。特にディフェンス面での比較が多く、「2012年のグリズリーズはフィジカルが圧倒的だった。現代のルールでは再現不可能なレベル」といった声もあった。
一方で、2022年のチームを支持する声も少なくない。「ジャ・モラントの爆発力は2012年の誰も止められない」と主張する意見や、「2022年はスキルとスピードで上回る。ランドルフとガソルでは現代のペースに対応できない」といった声が上がっている。
また、両チームの比較が無意味だとする意見も。「ルールも時代も違う。2012年のフィジカルなプレーでは2022年が苦戦するだろうが、現代のルールでは逆に2012年が対応できない」という指摘がある。
さらに、「2022年のグリズリーズはまだ若い。経験の差が結果に出るだろう」という冷静な分析も見られた。これに対し、「ジャレンは自分のチームを誇りに思うべきだ。彼が2022年を推すのは当然」といった意見も多い。
結局のところ、多くのファンが「両チームともそれぞれの時代において特別な存在だった」と評価しており、「どちらが強いかは永遠に決着がつかない議論」とまとめる意見もあった。
コメント
22よりは今年の方が強そう