ニュース要約
■記事によると
・スティーブ・ナッシュ(元NBA選手)がレブロン・ジェームズに対し「黒人になりたかった」と発言したと報じられている
・ナッシュは「最初にバスケットボールを始めた頃、エアジョーダンやスパイク・リーのCMに魅了されていた」「自分の憧れは全員黒人だった。マジック、アイザイア、ジョーダン、ラッパーたち…自分もそうなりたかった」と「Mind the Game」ポッドキャスト第3回で語った
・ナッシュは「マイケル・ジョーダンのプレーを見て、自分もそうなりたいと強く思った。世界中の誰もが彼に憧れた」と語った
・ナッシュとレブロンは「バスケットボールに対して真剣に向き合ってきた者同士」として会話を交わした
・NBAでは白人選手が過小評価される傾向があり、レブロンは「それを覆す存在としてリーブスを見ている」と述べた
・レブロンは「ナッシュとマイク・ダントーニ(元サンズHC)は現代NBAの原型を築いた」と強調した
・「“7秒以下オフェンス”はステフィン・カリー時代より前に既に存在していた。ナッシュたちは時代を先取りしていた」とも述べた
・ナッシュは現役時代に優勝はできなかったが、「スピードと判断力でゲームの様式を変えた」とレブロンは再評価を促した
・ナッシュは「もっと評価されてもいい選手」とレブロンが述べ、「自分たちが今のNBAを築いたという認識を持っていい」と続けた
・ナッシュとレブロンの会話からは、現代NBAに対する理解と敬意、そして過小評価された存在への光が見えた
“I wanted to be black.”
— Steve Nash 😭😭
(via @mindthegamepod) pic.twitter.com/L2CWDJ3zcB
— Legion Hoops (@LegionHoops) April 15, 2025
この告白に対し、驚きと共感が入り混じる多くの声が寄せられている。
「自分だったらあんなふうに素直に言えなかった。あのモヤモヤを言語化できる気がしない。ナッシュはそれを真っ直ぐ言ってしまう。笑ったけど、共感もした」といった声や、「NBA2Kが流行った頃のキッズたちは、だいたいアレン・アイバーソンに憧れて黒人カルチャーに惹かれてたよな」という懐古的な意見も目立った。
一方で、ナッシュの発言に対して「それってMVPの扱いとも関係あるのかもな。ナッシュが黒人だったらもっと称賛されたか、逆にあんなに評価されなかったかもしれない」と語る投稿も見られた。7秒オフェンスの象徴として語られるサンズ時代を引き合いに出し、「あのシーズンのインパクトはすごかった。MVPを取るのは当然だった」と評価する声もある。
この話題のなかで、オースティン・リーブスにも注目が集まった。レブロンが「リーブスは分をわきまえないほどの技術を持ってる」と話したことで、彼のプレースタイルに関する議論も再燃。「アーカンソー出身の白人が“黒人みたいなドリブル”をするなんて、って思ってる奴多すぎて笑う」といった声があり、「アーカンソーは実際、黒人比率が高くてバスケの土壌もある。モンクやジョー・ジョンソン、スコッティ・ピッペンもアーカンソーだぞ」と州に対する偏見を指摘する意見もあった。
また、「自分も超白人な国出身だけど、子供の頃にキューブやドクター・ドレーを聴いて“黒人になりたい”と思った気持ち、めちゃくちゃ分かる」といった個人的な体験が多く共有された。そうした声には「非黒人が黒人文化をリスペクトする気持ちは、素直に受け取れる」「これは“文化の盗用”じゃなくて、愛と憧れの表現だ」といった理解を示す意見も寄せられた。
さらに、「ユーロ圏出身の選手たちは、この問題に対して全然違う視点で見られている。NBAでは“白人”ではなく“ユーロ”として別枠で見られてる」という興味深い視点もあり、「リトアニアから来て黒人校に通ったけど、“お前は白人なの?”って聞かれて混乱した経験がある」という体験談も投稿された。
ナッシュの素直すぎる発言に対して、「嫌な感じはなかった。黒人文化へのリスペクトが伝わってきた」「むしろこういう正直な人間がいてくれると、建前だけの奴らよりずっと好感が持てる」と好意的に受け止める黒人視聴者の声もあった。
この話題を通して、スポーツとカルチャー、アイデンティティ、そして個人の成長がどれだけ複雑に絡み合っているかが浮き彫りになった。ナッシュの告白は一見軽いジョークのようでいて、バスケットボールを愛するすべての人に通じる深い感情を引き出している。
コメント
審判の自白こそなかったけどLAL対SACみたいな八百長がSAS対PHOでも行われていた可能性があると言われてるんだよな
ナッシュとアマレ、ダントーニの評価ももっと高かったかもしれないのに
こういうのをセンシティブな取り上げ方しないで欲しいな
ナッシュはMVP2回、5090404回の時点で、ランアンドガン以外にもスリー主体の戦術を体現していたパイオニア要素があるから、もう少し評価が高くてもいいと思う。
自分的にはリング無しの選手では、カール・マローンに継ぐ2番目の選手。
「(アメリカ人の中の)白人」って話は分かるし揚げ足を取るようないけんだけど、リーブスを持ち上げすぎちゃいますか
ヨキやドンチ、サボニス、シェングンら最低でも現役オールスター級を差し置いてリーブスが白人のバスケイメージを変えうる選手‥?
なんというかこの統計を無視して異常に黒人を持ち上げる風潮って違和感あるわー
この時期にこんな持ち上げちゃったら、プレイオフでより一層リーブスがこねくり回すだろうな
ストックトンやマリンも殿堂入りしてるし、なぜリーブスをそんなに推すかね
実際史上最高だなんだと持て囃されるヨキッチですらディフェンス介護必要だし、白人のアジリティとボディフレームが守備で悪目立ちすることが多いのは事実だから仕方ないでしょ
白人選手がディフェンス悪いなんていうデータあるの?
真剣にバスケやってたやつでそう思ったことが一回もないやつなんていないんじゃないか
9
ワイも高校で地区でかなり頑張って県大会にまで勝ち上がって、そこで県1位チームの黒人留学生が高校生なのにダンク祭り大暴れしてるの見て「あ、これアジア人のスポーツちゃうわ」って悟ったわ
そもそも2m近い人を生で初めて見た時の、デカすぎて奇妙な感じよ
8
歴代守備の名手に白人ほぼいないだろ
特にペリメーター
バードは…
まあハイライトでしか知らんけど
9 10
なりたいとかいうより、かけ離れた凄みがありすぎて別物と感じる
ナッシュは何の含みもないただのスポーツ的な憧れを口にしただけだよな
こういう発言すら”センシティブ”扱いされかねないところに人種問題の根深さ感じるわ
なにが「これは文化盗用ではない」だよw
そんな問題に無理やり絡めようとするなって