1 : 2017/12/04(月)20:14:25 ID:7Ld
理由をご存知だろうか?
2 : 2017/12/04(月)20:22:05 ID:7Ld
過去10年間から今シーズンまでの1試合あたりの平均得点の推移を見てみよう
08 99.9
09 100.0
10 100.4
11 99.6
12 96.3
13 98.1
14 101.0
15 100.0
16 102.7
17 105.6
18 105.5
2015年までは平均100点前後で推移してきた(>>12年だけ少し低いのは、ロックアウトによりプレシーズンやシーズン序盤戦が消滅したことで選手が調整不足だったと推測できる)のだが、
過去3年間で飛躍的に平均得点が伸びているのが分かるだろう。
3 : 2017/12/04(月)20:24:07 ID:7Ld
この間細かいルール変更も行われておりそれが競技面に影響を与えたことは否定できないが、この現象にはもう一つ理由がある。
プレーのトレンド自体が大きく変化したからだ。
そしてその変化というのはズバリ、3Pシュートの増加である。
プレーのトレンド自体が大きく変化したからだ。
そしてその変化というのはズバリ、3Pシュートの増加である。
4 : 2017/12/04(月)20:38:18 ID:7Ld
バスケにさほど興味のない人がNBAと聞いて最初に、というかおそらくは唯一思い浮かべられる選手は、マイケル・ジョーダンだろう。
ジョーダンはあらゆる意味でNBAそのもので、ジョーダン以前と以後でNBAは全くの別物になった。
ドリブルで相手を切り崩し、豪快なダンクや華麗なダブルクラッチ、相手をあざ笑うようなフェイダウェイショットを沈める…こういうものがまさにNBAのだいご味だと認識されるようになったのだ。
ジョーダンより後のスター選手たちを見ても、コービー・ブライアント、ドウェイン・ウェイド、レブロン・ジェームズなど、みなアスレティック能力が高くオールラウンドに活躍できる、ポストジョーダン型の選手である。
彼らは3Pを打たないわけではないが、それほど多投しなかった。
火花を散らすような1on1を避けアウトサイドから3Pシュートを打つというのは、ジョーダンのようなプレイスタイルに比べるとあまり魅力的に見えなかったのかもしれない。
参考までに、ジョーダンのキャリア平均の1試合あたり3P試投数はわずか1.7本である。これは2Pの試投数19.3本と比べてごくわずかな本数であるということがわかるだろう。
ジョーダンはあらゆる意味でNBAそのもので、ジョーダン以前と以後でNBAは全くの別物になった。
ドリブルで相手を切り崩し、豪快なダンクや華麗なダブルクラッチ、相手をあざ笑うようなフェイダウェイショットを沈める…こういうものがまさにNBAのだいご味だと認識されるようになったのだ。
ジョーダンより後のスター選手たちを見ても、コービー・ブライアント、ドウェイン・ウェイド、レブロン・ジェームズなど、みなアスレティック能力が高くオールラウンドに活躍できる、ポストジョーダン型の選手である。
彼らは3Pを打たないわけではないが、それほど多投しなかった。
火花を散らすような1on1を避けアウトサイドから3Pシュートを打つというのは、ジョーダンのようなプレイスタイルに比べるとあまり魅力的に見えなかったのかもしれない。
参考までに、ジョーダンのキャリア平均の1試合あたり3P試投数はわずか1.7本である。これは2Pの試投数19.3本と比べてごくわずかな本数であるということがわかるだろう。
5 : 2017/12/04(月)20:46:49 ID:7Ld
では先ほどと同じように、過去10年間から今シーズンまでの1試合あたりの平均3P試投数の推移を見てみよう
08 18.1
09 18.1
10 18.1
11 18.0
12 18.4
13 20.0
14 21.5
15 22.4
16 24.1
17 27.0
18 28.8
13年ごろから増え始め、今シーズンはなんと28.8本、10年前よりも実に10本以上も多くの3Pを打っていることになる。
そしてそれに反比例するようにオフェンスリバウンドとフリースローの数は減っている。
インサイドを離れ3Pラインの外からシュートを打つことでシューターはリバウンド争いに加わる機会が減り、またアウトサイドからのシュートはフィジカルコンタクトも起きにくいのでファールが吹かれることが減ったからだ。
6 : 2017/12/04(月)20:50:49 ID:7Ld
なぜこれほどまでに3Pの本数が増えているのか?
理由は単純明快で、バスケにおいて3Pは非常に効率の良い得点方法だからだ。
例えば100本の2Pシュートを打ったとして、決まった本数が60本であれば、得点は120である。
しかし3Pシュートを100本打てば、40本決めるだけで120得点に到達できる。
つまり3Pシュートの価値は2Pよりも1.5倍も高く、2Pの有効性が3Pを超えるためには1.5倍以上の成功率でなければならないということだ。
理由は単純明快で、バスケにおいて3Pは非常に効率の良い得点方法だからだ。
例えば100本の2Pシュートを打ったとして、決まった本数が60本であれば、得点は120である。
しかし3Pシュートを100本打てば、40本決めるだけで120得点に到達できる。
つまり3Pシュートの価値は2Pよりも1.5倍も高く、2Pの有効性が3Pを超えるためには1.5倍以上の成功率でなければならないということだ。
7 : 2017/12/04(月)20:57:13
スティーブ・カーがカリーに打ちまくっていいよって命令したからな
8 : 2017/12/04(月)21:00:34 ID:7Ld
実際に3Pと2Pの成功率がどうなっているのかというと、今シーズンは3Pが36.3%、2Pが50.6%。
36.3%の1.5倍は54.5%だから、やはり3Pは有効性が高いということになる。
伝統的なフォーメーションではインサイドに二人のビッグマンが置かれ、彼らの大半はアウトサイドシュートが打てなかったが、
今ではビッグマンは1人だけ、あるいは全員がアウトサイドに位置取る5アウトのスモールラインナップが主流となり、そもそもビッグマンでさえも積極的に3Pを打つようになった。
今シーズンのヒューストン・ロケッツは1試合の平均シュート試投数が84.2本であるのに対し、3Pの本数はなんと44.0本である。
実にシュートの半分以上が3Pシュートというわけだ。
ちなみにマイケル・ジョーダンが活躍した97-98シーズンのリーグ平均1試合あたり3P試投数は12.7本。今年のロケッツはその4倍近い3Pシュートを放っていることになる。
ここまでくるともはや完全に別の競技となったと言ってもいいかもしれない。
36.3%の1.5倍は54.5%だから、やはり3Pは有効性が高いということになる。
伝統的なフォーメーションではインサイドに二人のビッグマンが置かれ、彼らの大半はアウトサイドシュートが打てなかったが、
今ではビッグマンは1人だけ、あるいは全員がアウトサイドに位置取る5アウトのスモールラインナップが主流となり、そもそもビッグマンでさえも積極的に3Pを打つようになった。
今シーズンのヒューストン・ロケッツは1試合の平均シュート試投数が84.2本であるのに対し、3Pの本数はなんと44.0本である。
実にシュートの半分以上が3Pシュートというわけだ。
ちなみにマイケル・ジョーダンが活躍した97-98シーズンのリーグ平均1試合あたり3P試投数は12.7本。今年のロケッツはその4倍近い3Pシュートを放っていることになる。
ここまでくるともはや完全に別の競技となったと言ってもいいかもしれない。
9 : 2017/12/04(月)21:04:07
にわかのワイには面白いスレ
10 : 2017/12/04(月)21:18:17
>>9
野球に例えると
ノーアウトでランナー出たらバントするよりホームラン狙ったほうが点入るんじゃね?ってなってるのが今のNBAなんよ
野球に例えると
ノーアウトでランナー出たらバントするよりホームラン狙ったほうが点入るんじゃね?ってなってるのが今のNBAなんよ
14 : 2017/12/04(月)21:43:38 ID:7Ld
>>10
せや
3Pレボリューションみたいなもん
せや
3Pレボリューションみたいなもん
11 : 2017/12/04(月)21:23:26
3P主体のチーム作りはスティーブ・カーだけど
スモールラインナップの原点は
マイク・ダントーニのナッシュを起点とした1G-4Fのサンズだと思うワイ
スモールラインナップの原点は
マイク・ダントーニのナッシュを起点とした1G-4Fのサンズだと思うワイ
13 : 2017/12/04(月)21:28:06
ビッグマンのスリーポインターも増えたよな
全盛期バリバリのノビツキーには足元にも及ばんが
16 : 2017/12/04(月)21:45:27 ID:7Ld
>>13
キャリアを通じて数本しか3Pを売ってなかった選手が、ここ2、3年で年間100本以上の3Pを撃ってるからな
アル・ホーフォード、マーク・ガソル、ブルック・ロペスなど
キャリアを通じて数本しか3Pを売ってなかった選手が、ここ2、3年で年間100本以上の3Pを撃ってるからな
アル・ホーフォード、マーク・ガソル、ブルック・ロペスなど
21 : 2017/12/04(月)22:08:58
>>16
ビッグマンの3pはサボニスとノビツキーのイメージやなあ
ビッグマンの3pはサボニスとノビツキーのイメージやなあ
23 : 2017/12/04(月)22:15:41 ID:7Ld
>>21
メメット・オカーなんかも3のうまいビッグマンやったな
メメット・オカーなんかも3のうまいビッグマンやったな
17 : 2017/12/04(月)21:46:03
日本のバスケも3P主体になってるんか?
18 : 2017/12/04(月)21:46:43
勉強になるンゴねぇ…
22 : 2017/12/04(月)22:09:39
今やとポルジンギスかな
24 : 2017/12/04(月)22:16:52 ID:7Ld
ヤオミンやイルガスカスも長身でアウトサイドシュートのうまい選手だったけど、3はほぼ撃ってなかったな
今の時代だったら2人とも3も狙えたかもしれんな
今の時代だったら2人とも3も狙えたかもしれんな
25 : 2017/12/04(月)22:17:19
昔やとレインビアがやたら3P狙ってた印象
ビデオで見ただけやけど
ビデオで見ただけやけど
26 : 2017/12/04(月)22:20:13
>>25
センターで足が遅い
トーマスとデュマースのバックコートがオフェンスの起点やから後から追い付いてスリーを狙う感じやなあ
センターで足が遅い
トーマスとデュマースのバックコートがオフェンスの起点やから後から追い付いてスリーを狙う感じやなあ
27 : 2017/12/04(月)22:23:53
去年のNBAファイナルで初めてがっつりバスケ見たけどおもろかった(KONAMI感)
30 : 2017/12/04(月)22:35:52 ID:7Ld
>>27
おととしのほうが面白かったんやで
おととしのほうが面白かったんやで
28 : 2017/12/04(月)22:27:53
たぶんこのまま3Pの時代なんかな
その反面でゴリゴリのインサイド勝負も観たいのよね…
その反面でゴリゴリのインサイド勝負も観たいのよね…
ポポビッチなんとかせいや!
29 : 2017/12/04(月)22:30:38
>>28
90年代のユーイング中心のニックスやな
90年代のユーイング中心のニックスやな
31 : 2017/12/04(月)22:38:13
日本の高校バスケも変わったしな
留学生対策で遠目の3Pシュートバンバン打ってる
留学生対策で遠目の3Pシュートバンバン打ってる
32 : 2017/12/04(月)23:08:44 ID:7Ld
>>31
まあそれは別の意味でレベルが低いな
まあそれは別の意味でレベルが低いな
35 : 2017/12/04(月)23:13:10
>>32
そうか?
ひたすらゾーンプレスよりレベルは上がってるぞ
そうか?
ひたすらゾーンプレスよりレベルは上がってるぞ
33 : 2017/12/04(月)23:10:29
なんかMLBでホームランが増えたのと似てる気がする
38 : 2017/12/04(月)23:21:13
PGの役割が1番変わったよな
最近だとPGがエースみたいになっとる
cp3みたいな選手が増えると面白いんやけどなぁ
最近だとPGがエースみたいになっとる
cp3みたいな選手が増えると面白いんやけどなぁ
39 : 2017/12/04(月)23:22:33
>>38
もはや司令塔ではないンゴね
もはや司令塔ではないンゴね
40 : 2017/12/04(月)23:23:57
>>38
センターの時代
フォワードの時代
ガードの時代
って来てるから次はオールラウンダーの時代やな
つまりアデトクンポの時代や
センターの時代
フォワードの時代
ガードの時代
って来てるから次はオールラウンダーの時代やな
つまりアデトクンポの時代や
コメント
ビッグマンのスリーと言ったらサムパーキンスやろ
PGのスコアラー化とビッグマンのシューター化によってポジションレスのオールラウンダーが増えたな
選手は均一化し始めてるけど、チームは3PチームとDFチームが分かれて二極化が進んでるイメージ
ロケッツのはバスケってより球投げ。シュートの半分以上が3Pだとさすがにやりすぎ。ミドルシュートを減らしてゴール下とスリーを増やそうってのは実に効率的だけどただ外からぶん投げてるだけに見える。
スリーって効率的な上に体力消費も少ないプレイなんだよな。フィジカルコンタクトも少ないし球飛んでる間にDFに戻れるし。そりゃスリーが増えるわな。
スリー封じにスイッチ多用、オールスイッチ、そこでできるミスマッチをできるだけ少なくできるオールラウンダーが増えた。
4番までオープンスリーは入らないと厳しい。ガードでスリーないと他が相当なレベルじゃないとお荷物感が漂う
ベ、ベンシモンズだってプレーオフになったら3打つよな!?
今季は打たないんじゃないの
アシストの価値観が変わった
一番楽にアシストがつくのは外でジャンパー決めてもらう事だからな
カッティング繰り返してアリウープさせるより簡単
シモンズは来季はTTみたく右手で打ってる気がする
レイアップも左手は下手だし、FTも練習で右手で打ってたけど、こっちのほうが様になってた感じ
9
そら元々レブロンと同じで両方打てる選手だからな
昔に比べてアウトサイドでディフェンスがスペースを空けてるのも打ちやすい要因なのかね?
20年前なんてフルコートでPGをマークして少しでも時間かけさせてショットクロックギリギリタフショやバイオレーションだらけだったなぁ
あれじゃあなかなか打てないよなぁ
10
この人、9が言ってる文脈が全くわかってないようだな
シモンズは元々が基本的に右利きなのにジャンパーやFTは左で打ってて安定感がないから
先々に修正する可能性がある、という話で「打てる」ってだけならいっぱいる
最初からナチュラルハンドで問題ないレブロンが両方で打てるとかどうでもいい
TTの例を読み取ればわかりそうなもんだ
バードが左で打てるからって左に修正するか?
11
PGの技術、身体能力が上がったことと速攻でのスリー、インサイドプレイヤーのスリーが要因。
昔みたいに間合いをつめてDFしたらDFはズタボロにされる
12
お前もたぶん理解できてないぞ
レブロンもバスケだけ利き手変えた選手ってほとんどのNBAファンなら知ってる常識だぞ
シモンズも私生活とバスケで利き手が異なるし
13
まあPGであってもミスマッチつけるならポストアップする時代だしな
抜けるからって抜けばいいわけでも打てるからって打てばいいわけでもない
きちんと決めることができてこそ「打てる」なんだけどなあ
16
15だけど打てるって言うのはタイミングの意味で使った
俺のコメを受けてのコメじゃなければごめん
昔はアウトサイドでもボディコンタクトしてたからなぁあれで3pの確率は上がらないわ
今の3p作戦はリーグにマッチした最上のオフェンスプランだから皆打つよな
間合いを詰められないのはコンタクトに対する笛が厳しくなったからだよ
あとエース級のシューターはディフェンスとの鬼ごっこだから疲れないなんてことはない