ニュース要約
■記事によると
・オースティン・リーブス(ロサンゼルス・レイカーズ)がNBAにおける白人選手への偏見について語ったとESPNが報じている
・「白人選手を見ると『あまり上手くないな』と思ってしまうことがある。」とリーブスは認めた
・「それは実在するスティグマ(偏見)だ」と続けた
・NBAは黒人選手が大多数を占めるリーグであり、白人選手に対して運動能力や実力が劣るというステレオタイプ(固定観念)が存在しているという
・リーブスはそうした見方がプレッシャーを生む原因となっているとし、自らの経験をもとに率直に語った
・レディックHCも「我々のような立場にある選手は常に試され続ける」と語り、リーブスの経験に共感を示した
・レブロン・ジェームズはルーキーキャンプの時点で「彼にはエネルギーとスピリットがある」とし、実力を見抜いていたと語った
・ジェームズは彼の大学時代の映像を見直したうえで「ボールハンドリングや創造性、闘争心に魅力を感じた」と述べた
・ロブ・ペリンカGMもミニキャンプでのリーブスのプレーに「この選手は特別だと感じた」として、ロスター入りを即決したという
・ジーニー・バス(レイカーズのオーナー)は「彼は初日から戦い続けてきた。我々は彼を誇りに思うし、幸運だ」と絶賛した
・リーブスは2021年にドラフト外でレイカーズ入りし、以降高いIQとクラッチ力を武器に評価を高めてきた
・今季は平均20.3得点、5.8アシスト、4.5リバウンドを記録しており、レブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチと並んでチームの中核となっている
オースティン・リーブスが語った「NBAにおける白人選手に対する偏見」に関する発言が、多くのバスケットボールファンの間で大きな反響を呼んでいる。
「自分も白人だからこそ、時々他の白人選手を見て“あんまり上手くないな”って思ってしまうんだ」と語ったリーブスの率直なコメントに対して、「これはニコラ・ヨキッチのことを指してるわけじゃないよな?」という皮肉交じりの反応も見られた。しかし、「ルカ・ドンチッチやクリスタプス・ポルジンギス、ドマンタス・サボニス、チェット・ホルムグレン、イシュマエル・ハーテンシュタインも白人でありながら活躍している」といった反論も多く挙がっている。
その一方で、「リーブスは『俺は例外』って言ってるように聞こえる」とする批判的な意見もあり、「アジア人選手についてはどう思ってるんだろうな」など、他の人種に対する意識にも言及する声が出ている。
ラリー・バードの有名な発言「俺を白人に守らせるのは俺のプレイに対する侮辱だ」というエピソードも多く引き合いに出され、NBAにおける“白人像”に関する議論はさらに深まった。「白人DBにマークされたクリス・コリンズワースが『一度だけあったけど、その選手はプレイ中に転んだ』と言っていた」という例まで紹介されており、身体能力と人種に関する偏見の根深さがあらためて浮き彫りになっている。
さらに、「ジェレミー・リンはアスレチックでスピードのあるタイプだったのに、当時の評価は“非アスレチックだけど賢い”だった」という意見から、「学業的な知性とバスケットボールIQは別物なのに混同されている」といった指摘もなされた。ジョー・モンタナとアレック・ケスラーの例を挙げ、「前者はアカデミックに優れていなかったがゲームセンスは天才、後者はGPAが高かったがコート上では凡庸だった」とする声もあり、評価基準におけるバイアスの存在が浮き彫りとなっている。
また、「タイラー・ヒーローやダンテ・ディヴィンチェンゾ、ペイトン・プリチャード、チェット・ホルムグレンといったアメリカ生まれの白人選手たちが活躍している今、“白人選手が劣っている”という偏見はもはや通用しない」とする意見も目立った。ボストン・セルティックスが「コーネット、プリチャード、ホーザー、シェイアマン、ホワイト」といった白人選手たちで構成する“オールホワイト”ラインナップをガーベジタイムで投入して話題になっていることにも触れ、「タツム&ホワイトたち」のラインナップが高いネットレーティング(得失点差)を記録している事実も指摘された。
また、クーパー・フラッグという若手への期待にも注目が集まり、「アメリカ人の白人選手でここまで注目されたのはラリー・バード以来かもしれない」「チェット以来の白人スーパースタープロスペクト」などの声も多い。
こうした一連の反応からは、NBAにおける人種と評価の複雑な関係性が見えてくる。過去の偏見や誤解が依然として残る一方で、実力でそれを覆す選手たちの存在が注目されており、リーブスの発言はその議論を呼び起こす契機となったと言える。
コメント
図らずもアメリカ黒人、アメリカ白人、ヨーロッパ白人、ハーフ日本人とLALのスタメンは西海岸っぽい多様性あるメンバーだな
白黒ハーフってなぜか黒人にカテゴライズされがち
色の有無が基準なんだろう
半分でも黒が入ってたらそれは有色人種であって白人じゃない
1
一応ヘイズも父親が黒人で母親が白人のハーフだしな
ハーテンシュタインは黒人定期
ラビーンもゴードンも黒人系扱いだしあっちの基準は日本人には難しすぎる
髪伸ばしてくれれば髪質でわかるけど一目見ただけなら完全に白人なのに
6 まあ黒人ってより白人じゃない判定なんだろうな
基本欧米諸国の判断基準は白人か白人以外か
ほぼローランド
でも黒人はアメリカの全体の人口の10%しかいないんだよな
ヨキッチがアスレチックじゃないとして歴代レベルで最強なんだからくだらない論争するなよ
バードも運動神経悪そうな見た目してるもんな
知らない人が見たら絶対レジェンドだとは思わない
とは言っても単純なフィジカル競技の陸上なんかだと、白人は黒人に負け気味だし、固定観念とも言い切れない気はする。
まあ、バスケはフィジカルだけの競技じゃないから、何人だろうが固定観念捨てるべきだけど。
日本のバスケにも言えるけど、ここ数年で白人のダンクが圧倒的に増えた。
2000年代前半までは2メートル以下の白人はほとんど速攻の場面でしかできなかったのにな
「白人は飛べない」って言葉があるぐらいだしな
そもそも最近は混血(この言葉が適切なのかは分からないが)が進みまくってるから肌の色じゃ親とか身体能力まで分からなくなりつつあると感じるがなぁ
グリフィンは有名な代表例だけどディビチェンゾ?だったも確か白人に見えて親が黒人ハーフだかだし、ジェイレングリーンやジェイリンウィリアムズ(センター)だって肌の色は黒人だけど片親はアジア系だし、、
ヨキッチ・ドンチッチに加えて来年はクーパーフラッグがおりますがな
長い対立という背景があってその程度なら対東アジア系選手に対する偏見とかどーすんねん
ハーフの八村ですらアメリカンブラックじゃない、という事だけで常にスケープゴートやぞ
甘えんな
8
白人が多いエリア笑
その一方、バードは白人だから過大評価されてるって言ってた奴もいた
白人で活躍してる人が居ないって話じゃなく
活躍してる人がるのに偏見が残ってるって話じゃないの?
黒人が人種として運動能力に優れているのは別に偏見でもないだろ
1
なんで黒人、白人と人種の話で日本人という国籍分けになるんだよ
リーブスみたいな一見ひ弱そうな白人に限る話じゃないのか
白人は試合の半分を占めるディフェンスでマイナスになりがちだからな
MVP級のヨキッチとドンチッチもPOを勝ち上がる為には介護要員必須だし