マジック・ジョンソンがバードに感謝を伝えた殿堂入りの名スピーチ

バスケ好きの反応 : 25/09/13

80年代にマジック・ジョンソン（ロサンゼルス・レイカーズ）とラリー・バード（ボストン・セルティックス）が見せたような、「宿敵から親友へ」という関係の完成形は、今もなお他に類を見ない。
ふたりは大学時代──ジョンソンはミシガン州立大学、バードはインディアナ州立大学──からのライバルであり、激しい感情の起伏をともなう長い関係を経て、最終的にはバードの殿堂入り式典でジョンソンが涙ながらに語った美しいスピーチへとたどり着いた。

ジョンソンは涙をこらえながらこう語った。
「ラリー、君はまさに”バスケットボール選手とはこうあるべきだ”という存在だった。
僕がここにいられる最大の理由は、君が夏じゅう僕をジムに行かせ続けてくれたからだ。」

そしてこう続けた。
「君と戦えたことは本当に素晴らしかった。君と出会えたことを神に感謝してる」

ふたりは実は1998年よりずっと前に和解していた。インディアナ州で撮影されたコンバースのCMがきっかけで、ジョンソンはバードの母親に会う機会を得たが、皮肉にもその母親のお気に入りの選手はジョンソンだった。

バスケ好きの反応 : 25/09/13

リーグを救った存在だよな
NBAのイメージを立て直して、新たな高みに引き上げた

バスケ好きの反応 : 25/09/13

昔の映像で見たけど、70年代まではNBAの試合はテレビ放送されてなかった
2人がドラフトされて80年代に活躍してから一気に盛り上がった
そこにマイケル・ジョーダンが加わって世界的なスポーツになった

バスケ好きの反応 : 25/09/13

2人だけに絞るのは単純化しすぎかも
当時はシクサーズ（76ers）もすごく重要だった
83年ファイナルのスウィープは、次の年のマジックとラリーの7戦ファイナルより視聴率が高かったくらいだし

バスケ好きの反応 : 25/09/13

ドクターJ（ジュリアス・アービング）は今では過小評価されてると思う

バスケ好きの反応 : 25/09/13

80年代のファイナルはどれも面白くて、NBAを必見コンテンツにしたと思う

バスケ好きの反応 : 25/09/13

人はあまり知らないけど、84年にデビッド・スターンがコミッショナーになってからテレビ放送を広めるために動いてた
当時は地元局に広告収入ゼロで1試合2万ドル払って放送してもらってたらしい

バスケ好きの反応 : 25/09/13

ラリーは最初参加する気なかったけど、マジックが直接説得したからドリームチームに入った
「一緒にプレーできる最後の機会だ」と言われて心が動いたらしい

バスケ好きの反応 : 25/09/13

↑実際それが最後のチャンスだった
バルセロナ五輪の後、ラリーは引退、マジックもHIVで引退してたし
後にマジックがレイカーズに復帰しなかったら、あれが本当に最後だった

バスケ好きの反応 : 25/09/13

昔みたいなライバル関係は今は無理だろうな
AAU（米国のユースバスケ）で若い頃からみんな顔見知りになってるから

バスケ好きの反応 : 25/09/13

商業的な演出じゃなくて自然にできた関係だったのが良かった
コマーシャルを一緒に撮ったことで仲良くなったし
マジックがHIVになったとき、社会から避けられてたのに、ラリーは唯一電話して安否を気遣った
一方でアイザイア・トーマスは「マジックは同性愛者に違いない」と公言してたから嫌われてたし、ドリームチームにも呼ばれなかった

バスケ好きの反応 : 25/09/13

2人の時代は白人対黒人の構図もあったし（映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」にも出てくる）
カレッジ時代の因縁、東西の対立、文化的な違いもあった
レイカーズはショータイム、セルティックスは地味で泥臭いって言われてたな

バスケ好きの反応 : 25/09/13

ラリー・バードはいつだって自分の一番好きなバスケットボール選手
まさに全てを兼ね備えていた

バスケ好きの反応 : 25/09/13

退屈すぎて利き手じゃない方でシュートし始めて、それで成功するなんて他にいる？
あの人は本当に次元が違ってた

バスケ好きの反応 : 25/09/13

この2人はNBAを復活させた存在で、リーグが今のように成功している大きな理由だと思う
自分は今でもこれがスポーツ史上最高のライバル関係だと思ってる