【NBA】ステフ後半復調でGSWがORLに快勝！ドレイモンドはカーHCと口論して終盤出番なし

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ゴールデンステイト・ウォリアーズがオーランド・マジックを120-97で下した。
前半は拮抗した展開となったが、後半に主導権を握ったウォリアーズが点差を広げ、ホームで快勝した。マジックはロード連戦の初戦で黒星を喫した。

■ 欠場者情報

ウォリアーズはジョナサン・クミンガが体調不良のため欠場した。
マジックは特筆すべき欠場者はなかった。

■ 試合の展開

前半、ウォリアーズはステフィン・カリーがシュートに苦しみ、オフェンスのリズムをつかめなかった。マジックはパオロ・バンケロを軸にリバウンドとパス回しで主導権を握り、互角の展開で試合を折り返した。

後半に入ると、カリーが3クォーター中盤に初の3ポイントを決めて流れを引き寄せた。ウォリアーズはそこから14-4のランを作り、一気に試合のペースを掌握した。守備面でもスティールを重ね、速攻から効率良く得点を重ねた。

第4クォーターはベンチ陣も得点に絡み、ウォリアーズが安定した試合運びでリードを拡大した。マジックは反撃を試みたが、後半の失点を抑えきれず、そのまま試合は決着した。

■ 個人成績

・GSW
ステフィン・カリー：26得点、6アシスト、2スティール
ジミー・バトラー：21得点
モーゼス・ムーディ：20得点
ブランディン・ポジェムスキー：16得点、5アシスト

・ORL
パオロ・バンケロ：21得点、12リバウンド、7アシスト
デズモンド・ベイン：20得点 

カリーについては、後半に流れを完全に引き寄せた点を評価する意見が目立つ。試合序盤は拮抗していたが、第3クォーター以降に得点を重ね、試合を一気に決めた点が強調されている。勝敗が五分前後を行き来するシーズンの中でも、「結局はカリーがいると勝ちに持っていける」という見方は根強い。一方で、連勝も連敗も長く続かない現状を、ある意味でチームの実力通りだと受け止める声もあり、過度な期待も失望もしていない様子がうかがえる。

GSW全体に対しては、「きっちり勝って、きっちり負ける」状態を自嘲気味に受け止める反応が多い。勝率5割前後を行き来する戦いぶりについて、派手さはないが現実的だと見る意見もあれば、どうしても突き抜けられないもどかしさを感じる声もある。数試合勝つとすぐ負けが重なり、勢いに乗り切れない点を、今季のGSWらしさだと表現する意見もあった。

ドレイモンド・グリーン不在時の内容について語られる場面も多い。守備が意外と機能していた点や、全員がより集中して守っているように見えたという声があり、これまで彼に頼り切っていた部分があったのではないかと考える意見も出ている。一方で、特定の相手や展開では依然として必要な存在だという指摘もあり、衰えと重要性の両方を同時に感じているファンが多い。

若手やロールプレーヤーの起用については評価が分かれている。主に本来の役割でプレーした時の方が良さが出るという見方があり、無理に重い役目を背負わせるべきではないという意見が出ている。サイズのある選手がリバウンドで存在感を示した点や、全員でゴール下に絡む姿勢が結果につながった点を前向きに捉える声もあった。

ORL側に目を向けると、第3クォーター以降に失速した点を悔やむ意見が多い。リバウンドでは数字以上に押し込まれた印象があり、試合終盤の得点力不足を課題とする声も出ている。全体として、この試合はGSWが完璧だったというより、流れをつかんだ時間帯を確実にものにした結果だと受け止められており、両チームの現在の立ち位置を映した一戦だったと見る反応が多い。