ニュース要約
■記事によると
・トレイシー・マグレディ(元ヒューストン・ロケッツなど)が、自身がシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズなど)とプレーしていれば優勝できていたとFirst Takeで語った
・マグレディは「俺をコービー(ブライアント)と入れ替えてシャックと組ませたら、優勝できなかったとでも?俺がレイカーズを優勝に導けないと思うのか?俺にはそのチャンスがなかっただけだ」と語った
・マグレディは、シャックとの関係性について「俺たちは素晴らしいチームを築けたはずだ」と述べ、優勝回数こそ分からないが「彼とコービーのような終わり方にはならなかった」と断言
・さらに「シャックとは今でも良い関係を築いている」と語り、「ぶつかり合うことはなかった」とも説明した
・「お互いにアルファ(主導権を持つタイプ)だったとしても、そういう中でもやり合わずにやっていけた」と述べた
・また、マグレディは自身の全盛期について「数字は嘘をつかない。自分はリーグ最高クラスの選手だった」と語った
・「コービーの方が上だったのか、自分が上だったのか、それは関係ない。自分は常にその議論に入っていた」とも発言
・「当時は常に自信を持ってプレーしていたし、高いレベルで戦っていた」と強調した
・この発言は、最近の引退後のメディア出演の一環として行われた
Tracy McGrady says he never has an opportunity to win a championship on First Take 👀 pic.twitter.com/g0J8pIimlZ
— 2Cool2Blog (@2Cool2Blog) June 20, 2025
この発言に対し、彼のキャリアに対する後悔や仮定の話への賛否を含め、様々な意見が飛び交っている。
マグレディが自身のキャリアに未練を抱いているように見えるという声は多く、「トロント・ラプターズに残ってヴィンス・カーターとプレーを続けていれば、結果は違ったかもしれない」という意見もあった。また、「彼はオーランドでグラント・ヒルやティム・ダンカンとの共闘を期待していたが、結局実現せず、特にグラント・ヒルの怪我は計画を大きく狂わせた」といった背景にも触れられている。
一方で、「マグレディはケガの影響で30歳になる頃には既に全盛期を過ぎていた。コービーのように30代でも高水準を維持するのが偉大な選手の条件だ」と指摘する声もあり、「彼は才能こそあったが、長くトップに君臨するための持続性や健康に欠けていた」とする評価も少なくない。
「2007-08年のヒューストン・ロケッツは22連勝を記録し、優勝候補とも見なされていた。それでもプレーオフでは第1ラウンド敗退だった。チームが悪かったとは言えないし、マグレディがその責任を逃れるのは違う」と、彼が在籍したチーム状況に反論する声も出ている。
また、「シャックはピーク時には多くの選手を優勝に導ける力があった。だから『マグレディがシャックと組めば優勝できた』というより、『シャックがマグレディを優勝させられたかどうか』という問いの方が正しい」とする指摘もあった。
さらに、仮定の議論そのものに対する嫌悪感も強く、「『もし〜だったら』の文化は、本当に達成した者の功績を軽んじる」「コービーとシャックは実際に3連覇した。それが全てだ」といった意見も目立った。
一方で、「マグレディは当時最も優れたスコアラーの1人だったのは間違いない。2003年シーズンのパフォーマンスは2000年代の中でも屈指だ」という評価もあり、「彼が怪我なくキャリアを全うできていれば、優勝は十分可能だった」と擁護する意見も根強い。
「シャックがフリースローをもっと決められたら、どんな選手でも優勝させられただろう」「クラッチで試合を締めるのはコービーの役割だった。マグレディがその役割を果たせたかは疑問」という、シャックとの相性面での議論もあった。
マグレディの発言は、多くのNBAファンにとって「もしも」の議論を呼び起こすきっかけとなったが、それと同時に、現実にタイトルを獲得した選手たちへのリスペクトや、マグレディ自身のキャリア評価の見直しを促す場にもなっている。賛否はあるものの、彼が持っていた才能と不運、そして本人の選択がいかにキャリアに影響を与えたかについて、多くの人が改めて考えさせられている。
コメント
Tマックが主力としてCFまで一度でも導いたならそう言えるかもしれないけど現実はかけ離れたもんだよ
たられば談義は面白いけど
あれこれ違えばもっとやれたを自分で言うのだけはやめた方がいい
もしもの話をするならORLに残ってハワードと組んでたら優勝出来たかって議論の方が面白そう
こういう発言は一度でも吐くと一生記録されるし一生自分の価値を下げる。思ってたとしても本音を言うべきではないと思う。
T-MAC、ダンカン、グラント・ヒル結成できなかったほうじゃないんだ
守備はともかくオフェンスではT-MACが上だった印象あるね身体能力も上だったし
でも怪我がちキャリアだからなって感じ
優勝はしてるだろうね
批判を恐れてできなかっただけやん
T-MACとピアースは引退してから老害発言しか目立たないやんけ。
自分の価値を自分で下げてるわ。
ヤオとT-MACはどっちかは欠場してたイメージ
マグレディもそりゃ凄かったけどコービの場合はディフェンスに力入れてもあれだけ点取ってたんだから格が違う
ifの話でこんなふうに言うのも野暮だけど多分無理だろ
一番の問題はヘルスの問題なんだから
優勝してないスコアラーて惨めやな
勝てない選手
ただ周りのスタッツを吸ってるだけ
そう思えてしまう
コービーはマグレディみたいなバスライダー精神は大っ嫌いだろうな
だからシャック退団後もSMVPもFMVPも取れた
マグレディって絶頂期だとシーズンの指標トップだったり、例の13得点クラッチで勝負強さもあるイメージ(実際のクラッチタイムの数字はわからん)だから、理屈の上では、シャックとペアで優勝できた可能性は高いと思う。
効率的なオフェンスなら全盛期マグレディ>同時期コービーだけど、ディフェンスとケガ耐性ならコービー>マグレディだから、まあ、トントンって感じなんだろうな。
「スリーピート期のみの可能性」だから、あながちマグレディの言ってることもズレてない。(もちろんタラレバだからなんとでも言える卑怯さはあるが)
逆に考えると、コービーにとって後期2回の優勝ってめちゃくちゃ価値が高いよな。
マグレディがこの発言をしても、結局コービーは優勝をキャリーできた選手として見られるんだからさ。
シャックと組めばは違う
レイカーズならが正解
コービーはシャックなしでも
優勝してるし…
スリーピーマグレディ好きだっただけにこの発言は残念。1on1リーグ盛り上がってないのかな…
2001年から立場を入れ換えていたら8番コービーと同じ数だけLALで優勝していたと思うよ
ただ、その後に24番コービーと同じ2つのリングが加わったかはわからないけど
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俺がコービーなら2003,2004も優勝してたしその後シャック追い出しもしないもんってマグレディは言いたいんかな
2004DETには勝ってそう
無理だろ
Tマックは才能面ではコービーと互角かそれ以上でも心身ともにコービーほどタフじゃなかった
PO1回戦を突破したことがないのが良い証拠
シャックはコービーが相棒じゃなくても一度は優勝できただろうけど三連覇はコービーとじゃなかったら絶対に無理だった
シャック&コービーの3連覇も00、02は不正できな臭いというか無理矢理優勝させてもらってたしT-macでもいけるやろ
シャックと組めば云々というかLALならいけた
T-Macの全盛期を見てないからなんとも言えないわ
結果が全てだわ、運も味方につけられなかったのが悪い
T-MAC大好きだし実際に優勝できていた可能性は高いと思う。
怪我多かったから三連覇できるかは疑問だが。
ただ正直、可能性如何ではなくこう言う事を語ってほしくないな。
シャック追い出した後ガソル来るまでの期間ちょっとアレだったけどねコービー
それこそオーランドT-MACみたいな弱小チームのスコアラーって感じ
だからこの言い分もちょっと分かる
マグレディのコメントは、スリーピート時期にコービーと入れ替え/シャック全盛期に組んだら、を意図してる前提で言うけど。
シャックとほぼ全盛期が重なってるSGのマグレディがペアで通用しないはずはないは、むしろ正しいと思う。
2000年代後半もシャックと俺が組んでても優勝できた〜までの意図を含んでないでしょ。
当時のシャックのインタビューで自分以外に1試合100得点の可能性がある選手はいる?って質問にTマックって答えてた。コービーも才能だけなら自分よりも上って言ってた。
コービーがof10,df10だとするとTマックはod12,df8て印象だった。
怪我が多かったのも、コンビ組む筈だったヒルが大怪我で全休でサラリーは圧迫してる→まともな補強ができずで無理した結果のような気もするし、ロケッツではヤオと2人とも怪我がちだったから若い内に健康なスターと組めてたら違った結果なったかも、って思ってしまう気持ちはわかる。コービーだってシャックガソル抜きの優勝はないし。
シャックよりもマジック残ってハワードと組んでたらどうなったかのほうが興味ある。ヒルも復帰してたし、コービーとTマックのファイナル対決があったかもしれない。