ニュース要約
■記事によると
・ケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ)が2年9000万ドルの延長契約に合意したとESPNが伝えた
Kevin Durant now holds the record for the highest career earnings in NBA history at $598.2 million based on current and future salaries, surpassing LeBron James ($583.9 million). He has a total of three years and $144.7 million on his current contract. https://t.co/C3l6Zve60R
— Shams Charania (@ShamsCharania) October 19, 2025
・契約には2027−28のプレイヤーオプションが含まれる見込み
・デュラントは本来2年1億2000万ドルの最大延長が可能だったが、球団のチーム編成の柔軟性を優先し約3000万ドルの減額を受け入れたとRich Kleimanが説明
・今季年俸は5470万ドルで、延長合意により契約総額は今後3年で1億4470万ドルとなる見込み
・37歳のデュラントは現行と将来を含む生涯収入が5億9820万ドルとなり、レブロン・ジェームズの5億8390万ドルを上回る歴代最高額に到達
・2度の優勝と2度のファイナルMVPを持つデュラントの加入と延長で、ロケッツは優勝争いに名乗りを上げる見込み
ロケッツとケビン・デュラントが2年総額9000万ドルの延長に合意と報じられると、ネット上では「これでも減額なのか」という驚きと、金額の妥当性をめぐる現実的な受け止めが交錯した。年4500万ドルは依然として巨額だが、「最大額からは明確なディスカウント」「マーケット水準と年齢を考えればフェア」という声が並ぶ。スポーツ間の比較も多く、オーストラリアのNRLやNFLのサラリーと対比して「NBAの金は桁が違う」と嘆息する反応が目立った。
年齢リスクを懸念する声も根強い。「37歳にこの金額は高い」「8か月後に評価が一変してもおかしくない」と慎重論が出る一方、「昨季も一線級のスコアラーだった」「名前と地位、集客と勝利期待を含めて価値はある」と実力を根拠に支持する声も少なくない。将来的なトレード可能性を読み、期間と金額を“動かしやすい契約”と捉える見立てもあった。
税制をめぐる議論では「テキサスの州税メリットが効く」という一般論が出る一方で、「今回の“減額”の主因は税ではなく本体の年俸設定にある」という冷静な指摘も見られた。要は、最大到達点に対してどれだけ下げたかが論点で、場所による手取り差は補助的な要素だという整理だ。
ロケッツの編成面では、ラファエル・ストーンGMの評価が急上昇。「ケビン・デュラント、アルペレン・シェングン、ジャバリ・スミスJr.、スティーブン・アダムズ、ドリアン・フィニー=スミスまで、市場価格より抑えて確保している」「ジェームズ・ハーデン放出から再建、そして再び上位を狙える体制へ」という組み立てに称賛が集まった。イメ・ウドカHCの就任以降、チーム文化が変わったという実感も複数の反応から読み取れる。
他方で、楽観一色ではない。「フィットを見る前に“ほぼ3年コミット”は早計」「若いロスターの柔軟性をベテランの巨大契約に結びつけた」とする慎重派もいる。過去の移籍史から「途中でトレード要求するのでは」という皮肉や、他スターとの比較で「レブロン・ジェームズは減額しない」などの論争も発生したが、「実際は減額で組んだ前例もある」と反論され、議論は平行線だった。
全体としては、額面のインパクトに驚きつつも、年齢・市場・柔軟性を折り込んだ“現実的でチームフレンドリー寄り”という評価が優勢。ヒューストンのローカル色を交えたユーモア、税やサラリー構造への素朴な疑問、そして編成の妙を称える視点が同居している。結論は一つに収束していないが、「勝つためのサイン」に手応えを感じる空気と、「シーズンが始まってみないと判断できない」という慎重さが、ほぼ同じ熱量で共存しているのが今回の特徴だ。
ネットの反応
本気のラストバスやな
本気で最後のリング取りに来てるやん


コメント
サンダーVSロケッツVSナゲッツVSウルブズ
面白すぎるだろウェストの覇権争い
大怪我しなきゃいいけど…