ニュース要約
■記事によると
・ドワイト・ハワード(元NBA選手)がWNBAチーム「アトランタ・ドリーム」の買収に出資したつもりが、実際には詐欺だったとAssociated Pressが報じている
・詐欺を行ったのはジョージア州の実業家カルヴィン・ダーデン・ジュニアで、ハワードから700万ドル、チャンドラー・パーソンズから100万ドルを騙し取った
・この事件の発端は2021年頃で、ハワードに「アトランタ・ドリームを買収する投資話がある」と持ちかけ、資金を振り込ませた
・しかし、実際にドリームを買収したのはレネー・モンゴメリーらによる3人の投資家グループであり、ダーデンの話は虚偽だった
・ハワードは裁判で「700万ドルの見返りには“ビンタを食らっただけ”だった」と証言した
・パーソンズには「ジェームズ・ワイズマンの育成費用として必要」と嘘をつき、100万ドルを振り込ませた
・ダーデンは受け取った金を高級車(50万ドル)、ピアノ(11万ドル)、家の頭金(76万5000ドル)、時計(9万ドル)、美術品、住宅改修などに浪費していたことが裁判で明らかとなった
・この件とは別に、ダーデンは2016年にもマキシム誌の買収を装って実父になりすます詐欺を働き、実刑判決を受けていた
・ハワードはオーランド・マジックでドラフト1位指名を受け、ロサンゼルス・レイカーズなどで活躍し、2020年にはNBA優勝も経験している
・パーソンズはヒューストン、ダラス、メンフィス、アトランタで9年間プレーした元NBA選手である
NBA元スター選手のドワイト・ハワードが、WNBAチーム「アトランタ・ドリーム」のオーナー権を購入したと信じ込まされ、最終的に800万ドルを騙し取られたというニュースに対し、ファンからは驚きと呆れが入り混じった声が多く寄せられている。
あるファンは「ドワイトが本当にオーナーになったと思ってたのに、ESPNで正規の売却報道が出て初めて気づいたっていうのは、ドラマの『ブルース一家は大暴走』(原題:Arrested Development)みたいだ」と皮肉を交えてコメント。これに対して「『大きな過ちを犯した』というセリフがドワイトの頭の中で流れてたはず」と続ける者もいた。
ハワードの知性に疑問を呈する意見も目立ち、「話しぶりを見てれば明らかに賢くはない」「7百万ドルの投資をして、確認もせずに放置してたってどういうことだ。弁護士も雇ってなかったのか」と厳しい指摘も相次いだ。また、「アトランタの詐欺師はレベルが違う」としつつ、「彼は父親になりすます別件の詐欺まで試みたって…これはもはや芸術の域」と詐欺師の悪質さに驚く声もあった。
一方で詐欺師への評価には分かれがある。「このレベルの詐欺はちょっと尊敬する」と軽く賞賛する意見に対して、「いや、ちゃんとしたビジネスで成功できたかもしれないのに、短絡的な選択で全てを失った。12年の懲役に8百万ドルの返還命令なんて、全く割に合わない」と反論する声も。
また、似たような事例として、かつて存在しない空港を銀行に売りつけた詐欺や、実在しないチームを使った投資話なども引き合いに出され、「人を騙す側もヤバいが、それを信じる側もどうかしてる」「詐欺師がNBAチームを売るなんて、常識外れすぎて逆にチェックもされなかったんじゃ」といったコメントも散見された。
さらに、チャンドラー・パーソンズがジェームズ・ワイズマンに対して100万ドルを送金した話題も飛び出し、「リターンがあるわけでもないのに金だけ出すとか、金銭感覚おかしい」とパーソンズの金の使い方に疑問を呈する声もあった。
今回の事件を通して、「金を持っていても、判断力や確認力がなければ簡単に騙される」「信用するべき相手は選ばないといけない」といった教訓を語るコメントも多く、「もし自分だったらすぐに怪しいと感じて調べる」という声や、「自分の財産は自分で守らないと、誰かに任せるだけじゃダメだ」といった意識の高さを示す意見も見られた。
全体としては、ドワイト・ハワードの騙され方に呆れつつも、それをネタに笑いに昇華するファンが多く、「こんな時代にこんなスキームが通るのか」と驚きを隠せない様子が印象的だった。
コメント
そんだけの金を騙し取れたら南米とか東南アジアにでも逃げて潜伏してれば一生悠々自適に過ごせたんじゃないのか
本国でベンツだのピアノだの住宅だの豪遊してりゃ、そりゃ捕まるわw
ワイズマンの育成費用100万ドルはなんなんだ
カオスすぎる